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kikunosuke.jpg 

kikunosuke2.jpg  TVで時代劇を見ていて、登場する女優さん達の髪の生え際の美しさにハッとするときがある。
 最近の時代劇では、ほとんどの女優さんは自分の生際の毛を使った「半かつら」とゆーものを装着してるらしくて、とっても自然で美しい日本髪姿を披露してくれている。いかにも「カブリマシタ(全かつら)」みたいなのは少なくなった。

 日本髪はキレイだと思う。前髪の立ち上がり、鬢の張り具合…それを彩る飾りの数々。美しい人は、より美しくなるような西洋文化にはない独自なヘヤースタイルだと思う。
 でも難しいところもあって、それは髪の生え際の問題、、こればっかりは個人差があって、結い方(ヘヤーメイク)などの技術でカバーできるものではない。
 時々、この半かつらを被ってさえ、その生え際が一瞬「カブリマシタ」かと思うくらいのステキな富士額ぶりを見せる女優さんもいる。
 ANさんなどは、濃い産毛が輪郭を縁取り、頂点からなだらかに耳元へと繋がる曲線は完璧と言っても良いくらいの出来映え。
 とまあ、思わぬ日本髪フェチぶりをコクっちゃったchikaだけど、実はこのフェチ、中学生の頃から、今とは違う形で芽生えていたのだ(笑)。
 それは全かつらを被った女優さんの人工生え際フェチ。あれってよくみるとその人工生え際の数ミリ下に、額の地肌とかつらの境目が発見できるのね。それを見てるとなんだかモヤモヤとした気分に(笑)。
 あんな全カツラを強制的に被らされて、○○されちゃったり、××されたり、アァアーンと鳴かされたい。なんて。
 そして少しして、この全かつらを被る前には、その下に羽二重(はぶたえ)と呼ばれる紫色の帽子のようなものを装着することを知って、これにも微弱に萌え。
 羽二重は日本髪の女性用かつらをかぶる際に、髪の毛が邪魔にならないようにしっかりとまとめるための物だそうで、これがないと、かつらがピッタリと納まらないのだとか。 形状は紫の布に白い紐がついていて、見方を変えると「美しい生地で作った小さめの褌(ふんどし)」?キャウーン、美女の頭をきつく包む、ぴったりふんどしぃ(笑)。
 舞台用の女性用かつらは、羽二重をした状態で本人の頭にきっちりフィットするように作られているので、女優さんは、舞台に立っている期間は頭のサイズが変わってしまうため髪形も変えてはいけないそうです。なんとなくボンデージ的要素もあるなぁ、、。
 でもこの羽二重や全かつら、今では時々、歌舞伎や大衆演劇なんかで女形さんがTVで紹介される際にしか登場しませんね。

 ところで、歌舞伎の「女装の似合うオトコノコ」と言えば弁天小僧菊之助につきるでしょう。

 「知らざぁ言って聞かせやしょう」。小気味いいこの台詞は歌舞伎を観たことがない人でも一度は耳にしたことがあるはず。
 女の格好をして悪事を働く弁天小僧菊之助、その兄貴分である南郷力丸。その他、男五人の盗賊団の物語。
 あのアニメルパンで取り扱っていたこともある(五人組の中の弁天菊子という女に五右衛門が騙されるが、実は菊子は男だったという五右衛門らしいオチ)ほど、全部は知られていなくても、なんとなく有名な歌舞伎の演目一つですね。

 中でも有名なシーンは、武家の娘とその従侍として弁天小僧と南郷力丸が呉服屋に現れる所から。
 娘(弁天小僧)は、店の商品を袂に入れたように見せかけ、それを店の番頭に咎められると「前の店で買ったもの」なのに「侮辱を受けた」と言って逆ゆすり。
 これが二人の手口なわけ。ここでも多額の「お詫びの金」を手に入れられると思いきや、思わぬ横槍が入る。
 たまたま居合せていた武士が「この娘、実は男であろう」と見破ってしまう。
あくまでシラを切って、うつむいて泣く弁天。

20090928200536cd81.jpg 菊之助「や、なんで私を男とは」
武士 「但し女と云い張れば、この場で乳房を改めようか」
菊之助「さあ」
武士 「男と名乗るか」
菊之助「さあ」
武士 「さあ」
両人 「さあさあさあ」
武士 「騙りめ、返事はなな何と」

 本当は男だけど美しい娘の格好をした弁天小僧菊之助天の「乳房」をあらためろなんて、なんて倒錯的。
 でも歌舞伎には「責め場」なんて言葉まであるくらい、綺麗な娘がやたらにいびられる場面が多いのね。
 純情ぶって「娘」を貫き通そうとした弁天小僧菊之助天。でも意を決して顔をあげるとそこには「娘」はなく一転して男の顔が。

菊之助「こう兄貴、もう化けてもいかねえ。おらあ尻尾を出してしまふよ」
        と、兄貴分の南郷力丸に向かって言う。呆れる南郷。
力丸 「ええ、この野郎は、ひつこしのねえ、もうちっと我慢すりゃあいいに」
菊之助「べらぼうめ、男と見られた上からァ、窮屈な目をするだけ無駄だ。
    もしお侍ひさん、御推量の通り私(わっち)ぁ男さ、
    どなたもまっぴら御免なせえ。番頭、煙草盆を貸してくれ」
        
 この菊之助、開き直りもいいところで憎たらしいくらい。突如として現れる小悪党の顔。悶絶!もちろん、これが人の心をガッチリとつかむ。
 「弁天小僧菊之助」。綺麗な娘が実は男、しかも小悪党。倒錯する性にゾクゾクしたのは遥か昔、江戸の芝居小屋、畳桟敷の上の客も同じだったろうと思います。

 今日お披露目するのは、男に犯されまくって、すっかりあばずれた存在になった菊之助の若き日の姿を描いたパラレルワールド物語です。
 主題名の「ビザランティア彷徨」については、chikaのWeb小説SMfにて参照の事(笑)。登場人物の何人かは半村良先生の偉大なる伝奇小説「妖星伝」から拝借しました。

04gch.jpg 
ビザランティア彷徨 6 妖星の弁才天(菊之助外伝) 



edo1.jpg  兄弟そろって「仇討ち、仇討ち」と、肩肘張ってまなじりを夜叉のようにつり上げ旅に出た。しかし、あろうことかそこで討つべき相手にとらわれた。
 宿でつい気のゆるんだ所を取り囲まれ、それでも兄と二人で五・六人は斬り倒しただろうか。
 しかし血を吸い過ぎた刃は切れぬもの、それが精一杯だった。わらわらと有象無象にたかられ、しかも敵には屈強の用心棒・三蔵光之介がいた。最後は網を打たれ捕らわれた。 今や頼みとする兄の力丸もどこかに連れ去られてしまった。

 光之介と八戒和尚和尚の手で、縄尻を鴨居に吊られ、そこに吊し立ちにされた菊之助はさも無念そうに、その長い睫を震わせながら固く眼を閉ざしている。
 もはや昨夜見せたような荒々しい反発の気力は失せていた。しっかり足をふまえて立ち、相手を罵倒する姿勢も失せ、毒づく事もなく、光之介の前に晒した素っ裸を恥じ入るかのよう赤く染まった頬を引きつらせ、ただ眼を伏せているのだった。
 その白い腿から膝は、おびえのためかかすかに慄えていた。
「どうだ、菊之助。貴様、衆道の慰みものになる覚悟は出来たか。白くていいけつをしておるではないか。ふむ、すべすべしたなんともいえん肌をしおって。女以上だ、、。」
 光之介は菊之助の高雅さを匂わせる美しい横顔に眼を注ぎながら愉快そうにいった。
 菊之助は眼を伏せたまま、固く口をつぐんでいる。
「武士でありながら、そうして一物をむき出しにしたままの日々、さぞ辛い事であろうな。」
八戒和尚がからかうようにいうと、菊之助は閉じ合わせていた眼をようやく開いた。そして濡れ光ったその哀しげな瞳をじっと光之介に注ぎ、
「いわれる通り、武士でありながらこの屈辱、死ぬよりの辛さです。光之介どの。武士の情け、 何卒、せめて下帯ぐらいはお与え下さい」と声を慄わせていうのだ。
「褌をさせてくれというのか、ハハハ、年に似合わず立派なものをぶら下げておるからのう。しかしどうもその引っ込み思案の包茎はちと情けないがな。 なに、もの自体は立派なのだ。そのうちに、みなで寄ってたかって包皮も剥き上げてどこへ出しても恥ずかしくない道具に仕上げて進ぜよう。したがって何もそのような立派なものを、きつい褌なんぞで覆い隠す必要はあるまい。」
 この世界、この時代に「サディスト」という言葉や概念は勿論ない。ただ三蔵光之介という剣士、そういう気質は充分持っている。

edo2.jpg  
「そっちの趣味の男というのは実は意外に多くてな。男気のある連中ってやつさ。 そういった趣味の雲助どもの小汚い手で己の身体を掴み回される日が来るまで、そうしてブラブラさせておれ。まあそうなりゃあ、いくら精神を堅固に鍛え上げた菊之助どのと、いえども、その一物ブラブラどころで、あれこれ気に病んでいては追いつくまいがのう。ははは。」

「まあ、まあ」
 と八戒和尚が親切めかして、口を出す。
「菊之助殿、どうしても腰から下が頼りないというのなら、つまらぬ褌などよりいいものがある。拙僧が裏の顔で営んでおる千手観音屋といや、この街道筋では並ぶものなしの女郎屋だ。ここの綺麗どころが贅沢して着散らしたもんがたくさんある。肌に着けるものならよりどりみどりじゃ。肌触りのいい薄くて可愛い柄の長襦袢に、花柄のついたきれいなお腰でも巻いて、少しはしおらしくお振る舞いになってはどうかな。中には南蛮渡来の護謨と呼ばれるデロンとした薄い生皮のような生地もあるぞ。そうやって変態趣味の男どもを楽しませてやる方が、おのが身の為というものだ。」

 破戒坊主の八戒和尚は、そういって笑うと、早速にもと、女物の薄手の着物類を持ってきて、、あれこれと品定めをしたあげく、透き通るように薄い護謨の長襦袢と、花柄の散った腰巻きを選び出した。これを菊之助に着せる算段だ。
 その女臭いにおいを焚きしめた薄い布が体に絡みついてくるのを菊之助は泣いて嫌がった。 特に護謨と呼ばれる生地で出来た長襦袢はまるでナメクジのように菊之助の肌にぬめぬめと張り付いてくるのだった。
 しかし、最後には、この透き通るような飴色の襦袢に、赤い絹の腰ひもをしめさせられ、その下には花柄の小粋に散った腰巻きを巻かれて、屈辱にうなだれるしかなかった。
 そのトコロテンのような、ぬるぬるとした肌触りの布地は、気味悪く菊之助の尻、腿、下腹部を撫でる。
 腰に巻いた脆弱な布は、菊之助の小さな動作毎に、腿にも尻にも執拗にまとわりついてくるのだった。
 たった、二枚のうすいの肌着の効果は驚くほどだった。菊之助は自分が急に女のように弱いものになったかのように、感じられた。
 まして、その女の肌着の感触が「快い」ことに気づき、余計に混乱し嫌悪を覚えた。
 このブリブリズルズルと身体にまとわりつく布地は、そうして勇ましい武士の子であった菊之助を取り囲んで、その心をじわじわと腐食させようとしているものの様に思われた。
 菊之助は、悲痛なばかりに頬を歪め、再び、悲しげに固く眼を閉ざすのだった。閉じ合わした睫毛の間より屈辱の熱い涙がしたたり落ちている。
「貴様は、近くこの道場より、千手観音屋という麓の宿へ移動させる。貴様の兄上はすでにそっちに連れて行かれて、親分らのきつい取り調べを受けているはずだ。 貴様のような美しい若衆が腰巻きの間から前のものをちらちらさせながら千手観音屋宿へ入って見ろ。変態趣味の親分一同、雲助連中どもも、泣いて喜ふぞ。」

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 下郎の定吉がどこからか持ち出して来た長い青竹を持ってきた。八戒和尚がこれを受け取って光之介と一緒に、菊之助の腰をかがませた。
「肢を開け、菊之助。足枷のかわりにこの青竹を用いるのだ。」
「足枷など、な、なにをしようというのです。」
「今にわかる。ブツブツいわずに開かんかっ!」
 八戒和尚は菊之助の尻を一発平手打ちし、光之介と一緒に菊之助の二股に手をかけ、強引に左右に割り裂かせると、刀の下げ緒を使って素早く菊之助の二つの足首を青竹につなぎ止めるのだった。
 縄尻を鴨居に吊られ、両腿を大きく割ってそこに立つ菊之助の周囲を八戒和尚は一度、二度、廻って見て、よしよし、とうなずいている。
「悟浄、頼むぞ」
 八戒和尚が声をかけると、それを待ちかまえていたように悟浄と定吉が小さな壷と太い火箸のようなものを手にして襖のうしろから顔を出すのだった。
 今度は、さっき着せられたばかりの護謨襦袢と腰巻きを剥ぐようにまくられる。そのたよりない衣類は、菊之助の腿の上を滑り、ベチベチと生皮を剥ぐような音をたててめくりあげられてゆく。
 悟浄は菊之助の背後に腰をかがませ、定吉と一緒に菊之助の双臀を割り始めた。
 白い双丘の内側が織りなす、濃い陰影の谷底を見せた。
「あっ」
 と菊之助は大きく首をうしろへのげぞらせ、全身をガクガク慄わせた。突き出た白い喉仏が、なまじの女の喉より艶やかだった。
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 悟浄と定吉は、まるで指で桃でも割るように無慈悲に菊之助の双臀をたち割り、その奥に秘められた菊花の蕾を露わにさせた。
 普段、風の当たらないところに冷ややかな空気の感じを覚え、菊之助は狼狽する。そのうえ、悟浄が鼻を奥まった蕾へ極度に近づけ、その匂いを嗅ぎ取ろうとする気配がある。
「な、なにを、なさるっ!」
「おおお、このこもった匂い。ちょっと臭えが、ずきずきと俺のチンボに響くぜ、」
「そ、そのようなところを嗅いではならぬっ、たっ、たのむから、もう、もう。離れてっくれ、いやっ。」 
 定吉もそれを見ると我慢が効かない、悟浄が離れまいとするその顔へ、自分の顔をすり寄せて、鼻先を菊之助の尻の間に押し込もうとする。
「くっ、きたきた。この香りはぁっ。」
「すこし、くせえけど、どこか懐かしいようなにおいだぜ。」
 ひどく恥ずかしい尻穴嗅ぎに、一段落つくと悟浄と定吉は、さんざん嗅ぎ回した菊之助の蕾に、椿油をべったり塗りつけ出した。
edo02.jpg  菊之助は激しい狼狽を示した。
「ま、まだ、そこをっ、な、なにをするのですっ。や、やめて下さい!」
 菊之助は破戒坊主と下男の無骨な指先が、自分のやわらかい尻たぶの内側に触れたのを感じるとたまらない嫌悪感を感じ、彼らの手を振り切ろうとするかのように双臀を狂おしく揺さぶるのだった。
「ええ、ききわけのねえ坊ちゃんだな。俺たちは、おめえのかわいい尻のことを気遣って準備してやってるんじゃねえか。岩本院と勝負するからには、ここん所をよくほぐして、滑りのいいものなんぞをしっかり塗り込んでおかねばならんよ。何の準備もなく、岩本院のあんな馬並みのものを、まともにぶちこまれ ちゃ肉がはじけ飛んじまうぞ。」
 悟浄のその言葉を聞くと、菊之助は魂が打ち砕かれるような衝撃を受け、赤く上気した頬が、真っ青に変じた。
「い、岩本院が」
「岩本院は、私のそんなところに?」
 菊之助は気が遠くなりかける。
 恐怖の戦慄で開股に縛りつけられている両腿の筋肉が断続的に震え出す。
 そんな菊之助の恐怖にひきつった表情を光之介は楽しそうに眺めて、
「そう情けない顔するな。一足先に、千手観音屋に連れて行かれた貴様の兄上は、岩本院が父の仇である事を訴えながらも、その相手に無理矢理に契りを結ばせられたのだ。岩本院の精を、人には見せぬ穴に深く流し込まれそれを受け入れたのだぞ。」

「いや、実にたのしい晩だった。兄上は貴様よりもっと綺麗な着物を着せられて、唇には紅をぬって、とても一刀流の使い手とは思えぬ姿になって座敷に引かれてきた。あれがこの儂と互角に刃を交えた剣士だとはな、、美形に生まれず、つくづく良かったと思ったものよ。 その上にな、力丸どのは、尻を貫かれる前に、様々な余興をされてみんな大満足だったのだ。嫌がってはおったが、親分衆の杯に己のチンボをあてがって、ひとつずつ小便を上手についだのだからな。」
「そういや八戒和尚、あの力丸殿の小便酒は、結局のところ、親分連中はどう始末したんだ?」
「それが、あのとんでもねえ変態連中ときたら、迷いも何もなく、ぐびりぐびりと舌なめずりしながら一滴残らず呑んでしまいおったわ。」
edo01.jpg 「うへえ、そらまたひでえ。この菊之助も千手観音屋に移せばどういう目を見るんだか、空恐ろしいってもんだ。」
 光之介はそう言って、菊之助の兄は、本当の意味で完膚無きまでに「返り討ち」にあったのだと菊之助に諭した。
「だから貴様も兄じゃと同じように、花柄の綺麗なべべを着せた姿で、岩本院に返り討ちのとどめを刺させる。岩本院も役得だな。しかしそうしておかなければ兄弟の配分がたたぬ。 貴様も岩本院の矛先を尻の穴で受け入れろ。かわいい、いいすぼまりをしておるではないか。 ただ、兄上はそれをもみほぐしもなく、かちかちに硬い男尻のまんまずっぱりやられちまったらしくてな。普段は出す方にしか使わぬ穴だからな、無理無体もいいところさ。兄上も、さぞかし痛かったろう。 まだ年若い貴様の尻に、そんな乱暴はさせられねえ、しっかり準備してやるから安心しな。」
「せいぜい、めそめそ泣いて観客の雲助どもを楽しませるんだな。ハハハ、わかったか」
 光之介がそういった時、襖が開いて岩本院ともう一人の仇である定十郎が、入ってもよござんすか、と顔を見せる。
 岩本院の顔は、この男の頭部全体を覆う酷いやけどを隠すために、なめしつくした面妖な革袋でぴったりと覆われており、菊之助などは何度見ても驚きを覚えるのだが、光之介は何も感じないようである。
「おお、丁度、よい所へ来た。今、菊之助はお前を受け入れるために尻の穴に磨きをかけておる所だ。もうしばらくここに来て待つがよかろう。」
 と、光之介は手招きして二人を呼び入れるのだ。
菊之助は父の仇である岩本院、定十郎両人の顔を見ると、さすがに口惜しげに歯を噛みしめ、さっと視線をそらせた。
 菊之助の心は乱れた。
 岩本院には昨日、後一歩で首をとる勝負にまで持ち込んだのだが、今思い出しても卑怯な手で逃れられてしまった。
 今度は逆に、岩本院はその意趣返しをするつもりなのだろう。屈辱を…与えられるのか、、女にされてお尻や陰茎をおもちゃにされるのだ、そう恩うと菊之助は息が止りそうになった。
 その上、不浄なお尻の穴に、なんという恥ずかしさだ。
「この場で岩本院、定十郎、両人と衆道の契りを結ぶのだ、」といった光之介に菊之助は悲痛な表情を向けて「そ、そればかりは、ああ、お許し下さい。光之介どのっ」と、半泣きになってわめくように訴えるのだった。
「どうした。親の仇に尻を貸すというのはそんなに辛いか。心配するな。お前のその涙で潤む目で、しなしなと優しくしてくれるよう頼めば、無粋なあいつらとて、いきり立った男のものをお前の尻の穴に、つっこむ前に、けつもよく開いて弄ってもくれよう。お前の玉袋やその色づいた陰茎もよく揉んで可愛がって気持ちよくさせてくれるさ。」

COMPLETE.jpg (ああ、兄上、菊之助はこのような屈辱を忍んでまで、命を守らねぱならぬのですか)
菊之助は胸の中で血を吐くように叫んだ。
 ここにいる程度の低い者どもに、自分の誇りを傷つけられぬためには、一切の拒否、一切の無反応を持って答えるべきなのだ。
 それだというのに、自分はこのデロデロとした恥ずかしい衣類を着せられて赤面し、それを捲られて悲鳴を上げ、尻の穴をいじられて泣き、その泣き声と恥ずかしがる態度自体がこの男達を愉しませている。
 最低の芸者のように、そうだ最低の男芸者。

 岩本院達に狂女のなりで男色の契りを結ぶなど、想像するだけでも菊之助の心臓は止りそうになる。
「ともかく返り討ちのとどめとして岩本院に、菊之助の尻を抜かせて観念させ、因果を含めてから千手観音屋に連れてこいというのが親分衆の指示だ。立合人として拙者らがここで最後まで見とどけてやる。」

 光之介は、そういうと、菊之助の背後に廻っている悟浄と下男の定吉に
「ともかく、尻を岩本院にやらせるが、この生白い尻だ、壊してしまっては元も子もない、お前ら手はず通り、菊之助が多少は受け入れやすいように、尻の準備をしてやれ。」
 悟浄と定吉がいそいそと背後に回り、菊之助の双腎の肉に再び手をかけ、ぐっと左右に割り開く。
「あっ」
 菊之助は下郎どもの指先がそれに触れ、再び、淫靡ないたぶりを開始すると狂ったように左右に首を振った。
「もっとよく揉んで柔らかくしておかなきゃ駄目だ。これから馬並みのでっかいものをぶちこまれるんだろ。下手すると肉がはじけ飛んじまうぜ。」
 定吉と悟浄はクスクス笑いながら菊之助の双臀深くの陰微な蕾を露わにさせ、しきりに油を塗りつけつつ、指の先で微妙に揉みほぐすのだった。
 菊之助の繊細な頬は真っ赤に上気し、下郎どもの淫靡な指の動きに歯をカチカチ噛み合わせながら堪えていたが、定吉の指先がぐっと深く内部に押し進むと、ひきつったような悲鳴を上げ、激しく前髪を慄わせながら身悶えした。
 それは誰が見ても、ため息が出るような綺麗なお尻の穴だった。
 雪の小山のような尻の底に、ほんの少し淡いすみれ色がにじんだような可憐なすぼまりを、目の前にして、悟浄は不思議に胸が絞られるような、欲望と、憧れみの混じり合った気持ちになっていた。
「大丈夫かね、こんな可愛い、おもちゃのようなお尻の穴で岩本院を受ける事が出来るのかね。」
 悟浄は心からそう思った。油を塗った指の先で、菊之助の尻の底の少し膨らんだ入り口をくるくると撫でていくと、そこに震えるような緊張が走る。
 十分油がしみてきたと思った時、指の先でぐっと入り口を割ってみる。
「あっ、そんなっ、ならぬっ、そんなことはぁ。」
 と菊之助が声を上げる。ぷくりっと肛門の入り口がわずかに裏返る。
「ほうら、こっちのくぼみにも、このちいさなしわの間にも、塗って上げるよ、さあさあ、ちからを抜いて、力を抜いて、」
 定吉は菊之助の身悶えや鳴咽を楽しみながら陰微な蕾の入り口をそれこそ舐めるようにもみ尽くした。
 とうとう指は、ぬったりと絡む油とともに、壁を開いていった。ぬちっ、ぬちっという隠微な音とともに、定吉の指は次第に菊之助の肛門の奥へと滑り込んでいく。
「う、うう、うくっ、」
 菊之助の抗議の声も何か湿ったような声になっている。
 定吉の指が、大きく回すように引き抜かれたとき、その奥の間からちらりと、菊之助の肛門の内側の肌が、珊瑚色の輝きを放った。それを見た瞬間、悟浄は不覚にも、密かに下帯に精を漏らして しまっていた。

77crz00225-5.jpg  深く秘められた菊の蕾は悟浄と定吉の指先で露わになり肉は柔らかく、硬く綴じ込まれたようだったしわの集まりは、美しい襞の模様となって花のように開いて、ぬめぬめと光っている。
「もうそれ位でよかろう」と声がかかった。
 光之介は岩本院と定十郎の方に眼を向けて、「岩本院、おぬしにそろそろ、とどめを刺させてやろうか」 と、愉快そうにいった。
 悟浄はその時、正直言って菊之助の尻から離れたくなかった。
 半日でもこうして、可愛らしい肛門をいじり、浅く深く指を潜らせて、その度に菊之助の体に走る緊張を感じ、声にならないすすり泣きを聞いていたかった。
 が、しかたがない、光之介の命令には逆らえないのだ。 
 悟浄は名残惜しそうに、菊之助の尻から指を抜き「さ岩本院さんと定十郎さんに可愛がってもらうんだよ、」と、汗を滲ませている菊之助の肩を押す。
 屈辱の尻穴ほぐしをやっと逃れたものの、続いて岩本院と定十郎が近づいて来ると菊之助は戦慄し、赤く上気した頬を強張らせた。
「ヘヘヘ、さ、今度は俺達が相手だ。俺が手前を田楽刺しにしてやる。」
 岩本院は顔に張り付いたどす黒い革袋の下で、せせら笑いながら自分の着ていた不潔な単衣物を脱ぎ、臭いそうな褌を解き出した。
 全身に刺青をした赤銅色の肌を岩本院が正面から押しつけて来ると、菊之助は嫌悪の戦慄で激しく身を揉み始める。
「何もそうおびえる事はねえだろ。そら、お前のチンボはもう、こんなにおっ立っているじゃねえか。」
 丸裸になった岩本院は、ガクガク懐え続ける菊之助の前に立つと青竹を足枷にして、左右へ割り裂かれている両腿の間で不覚にも勃起してしまった菊之助の逸物へ、ごつい手を伸ばしてきた。
「ううっ、ああ」
 菊之助は前髪をブルブル左右に振って、悲痛なうめきを口から洩らす。その口の歪みが男達の劣情を一層にかき立てるのだが、勿論、菊之助にはそんなことは判らない。
岩本院の武骨な毛むくじゃらの手で菊之助の肉棒はしっかりと握りしめられている。
「そんな情けねえ面すんねえ。二、三日前までは、おのれ親の仇、と俺に勝負を迫ったじゃねえか、しゃんとしろやい。」
「白鉢巻に白襷、ほんにあの時のお前さんは凛々しく、恰好がよかったぜ。」
 と、岩本院は笑いながらそういい、小花の散った腰巻きをまといつかせた驚くほど白い腿を撫でさする。
 そしてとうとう、菊之助の必死で閉じようとする腿の間の意外に容量のある陰茎を、無骨な指で探し当て、さらにはずうずうしくも撫でさするように握りしめ柔らかく揉み始めるのだった。
「ううっ」
77crz00226ps.jpg  菊之助は、細い女のような眉毛をキューと口惜しげにしかめ、嫌悪と屈辱にカチカチと奥歯を噛み鳴らしている。
 菊之助のそのかわいらしい器官は、まだしっかり皮をかぶり、その色もけっして黒ずんだりしていない。
 そのお尻の肌色とほとんど変わらず、透けるように白い姿をしていた。
 その羽二重餅のような美しい突起には蒼い静脈が透けていた。そして、それ自身が怯えたように、岩本院の毛むくじゃら の手の中で身をくねらせていた。
 憎みても余りある親の仇、岩本院になぶられる気が狂うばかりの汚辱感…しかし、カッと頭に血が登るばかりの憎悪感とは、うらはらに口惜しくも岩本院の掌でゆるやかに揉みほぐされる菊之助の肉棒は、主人の意志とは関係なく見る見る固く膨張していくのだ。
「そら、定十郎、見てみな。この可愛いお坊っちゃん、感じてるんだぜ、大人なみにでっかくチンボを膨らましやがった。」
 岩本院は定十郎の顔を見てゲラゲラ笑い、薄紅色の綺麗な肉を薄皮餅のような白い包皮の隙間から熱っぽく息づかせている肉棒を、更に面白そうに掌でいたぶり続けている。
「どうだい。刀のかわりにお互いの抜き身で勝負しようじゃねえか。」
と、岩本院はついと立ち、菊之助の慄えるしなやかな両肩を両手でつかみ、自分の怒張した巨大な肉棒を菊之助のそれに押し当てたのである。
「さ、抜き身と抜き身とこすり合わせ、この親の仇と一騎討したらどうだい。」
 岩本院が、屈辱の極致に追いこまれ真っ赤に類を染めている菊之助をしっかり両手で抱きしめながら、チンボを強く押し当て、こすりつけ出したのでそれを見た悟浄も定吉も笑いこけた。
 岩本院のチンボと菊之助のチンボが交差したその様子は、同性の同じ器官とはいいながら、その二つの甚だしく異なった外見から、異種の動物が戦うような異様な様相をしめし始めた。
 岩本院のその器官は、渦巻くような真っ黒の陰毛に覆われ、煮染めたようなどす黒い包皮がすっかり剥け畳み込まれている。
 その下にはたっぷりとした睾丸がどっしりとつり下がり、本体は吐き気を催すような、ドス黒紫のものが剥けきった姿を表し、汚らしい斑点もついている。
 その醜悪なものは、先端の割れ口から粘っこい汁のようなものを垂らしながら、菊之助の可憐な白ヘビのようなものに迫っているのだ。
 岩本院のその醜悪なものを自分に押し当てられ、ぐいぐいとすりつけられる菊之助の世にも恐ろしげで口惜しげな表情…それが面白くて面白くて、光之介も八戒和尚も手をたたいて笑い合っている。
 菊之助は、岩本院の肉棒が我が身に触れた途端、ぞっとする嫌悪感と汚辱感で顔面をひきつらせ、全身に悪感が走ったようガタガタ懐え出している。
 ああ、父の仇の岩本院に何という羞ずかしめを…。
 菊之助は遂に声を上げて泣きじゃくった。

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 岩本院はそんな菊之助を満足そうに見つめながら、ふと腰を引いて自分の薄汚く黒ずんだ赤紫の先端をわざと熱気を帯びて屹立した菊之助の肉棒の亀頭の先端にぴったり触れさせた。
「さ、剣術の要領でその抜き身振り廻さなきゃ駄目じゃねえか。しっかりしろい」と、嘲笑するのだった。
「ほれ、つっこむ前に、お前の花びらみてえな口と俺ので吸い合いっこしようぜ」
「お、おのれ、私をどれ程、羞ずかしめれば気がすむと申すのか、岩本院。その汚い顔を近づけるな、食いちぎるぞ!」
 菊之助はあまりの屈辱感に、頭の芯かじーんと痺れ切り、思わず喘ぐようにしながら岩本院を罵倒する。
「おや、久しぶりに、おのれ岩本院めが、が出たね、お坊っちゃん。」
 岩本院は黒い革袋に穿たれた二つの穴から血走った目を覗かせて、菊之助の真っ赤に上気した顔を見つめた。
「もう仇討ちの事は忘れて、俺と衆道の契りをこれから結ぼうってのに、そんないい方はねえで しょうが。」
「・・・面倒くせえ、てっとり早くやっつけるか。」
 岩本院は菊之助が口吻をはっきり拒否すると、薄笑いを浮かべて菊之助の背後に廻った。
「ああっ、な、なにをするっ。」
 緊縛された菊之助の裸身を、岩本院は今度は背後からしっかりと抱きしめ、薄い護謨襦袢と腰巻きをまくり上げた。
 そして自分の鉄のように硬化した肉塊を、菊之助の陰微な個所に一気に押し入れようとしたのだ。
「そ、そのような真似は断じてさせぬっ、おのれ、貴様は父の仇っ」 と、わめいて狂気したように腰部を揺さぶったり、また、急に女っぽい悲鳴を上げて、 「そ、それだけは、何卒、お許しをああ、あまりに自分がみじめでございますいいいやあぁぁぁ」 と、号泣したり、菊之助は、居丈高に怒鳴ったかと思えば、女のように弱々しく泣いて哀願する。神経が混乱に陥っている様子がありありと見えた。
sn006gg.jpg 「こうなりゃ、観念して返り討ちに合うこった。みっともないあがきはよしな。それにめそめそ泣き悶える顔は辛抱たまらんほどいいぜ、憎い親の仇に水揚げされる不幸を精一杯悲しめよ。」
 見物人の悟浄たちは、また勝手なことを言っている。
「それにしても、まあ、菊の美しいことよ、小汚い小僧や女郎が鼻水垂らして泣いたって面白くも何ともねえが、菊之助の泣き声ときたら、たいてい不能の奴だってあそこが立ってくるだろうよ。 可愛く哀しく泣きに泣いて、あの長いまつげの先に涙の粒をきらきらさせやがる。俺まで涙が出そうになるぜ。こいつが、泣けば泣くほど俺の股間はうずうずするんだけどよ」
 そんな悟浄の言葉まで出る始末だ。
 だが、ただ一、人光之介は異なった反応をした。光之介は、一種の虚無主義者で、侍であっても、更にその中で細分化された身分制度というものの最下層で、長年憎悪を育ててきた男だ。
 そういう悟浄連中を、鼻で嘲笑う。
「馬鹿野郎、菊と一緒になってめそめそしくさって、弁天様でも拝んでるつもりかよ、俺は忠義だ孝行だ仇討ちだと、偉そうなことしゃべくる旗本の小せがれは、骨の髄まで嫌いだね。綺麗綺麗にあそんでやるつもりはねえぞ。今に、そのけつの奥から、小汚い糞ひきずり出して、犬ころとかわらねえとこまで踏みにじってやるぜ。お血筋だなんだと、しゃらくせい野郎のちんこなんぞ切り取って豚の餌にでもしてやるがいいんだ。」
 菊之助の苦悶の姿に酔ってうっとりしかけた悟浄と定吉だが、光之介の憎悪の暗さにぞっとして言葉もない。
「岩本院とあろうものが、いつまで生白い小僧をばたばたさせておるのだ。悟浄に、定吉、ぼんやりしてないで、菊之助をおさえつけて、岩本院に的を絞らせてやれ。」
 おうとばかり二人は立ち上がって、身悶えする菊之助の左右に立ち、両手をからませて激しい身悶えを封じようとするのだった。
 懸命になって白い臀部を揺さぶり、岩本院が押しつけて来るそれをはねのけようとする菊之助の狼狽と身悶えは言語に絶するものといえた。
 くなくなと、岩本院から腰を逃げようとするたびに、菊之助の意志に反して硬化させられた肉棒は、空を切って振り回されるような有様だ。
「嫌ですっ、ああ、それだけは、何卒!離して、離してぇ それを、その汚い黒いものは堪忍!後生だから、どけて、どけてぇ!」と、わめき散らし、「父の仇とこのような行為を演じるなど、あのような汚い毛の生えたものが、わたくしのお尻にっ、許しませぬ、ああ、兄上っ、菊之助は、ど、どうすればいいのっ、いやぁ!」
 と、菊之助は、正に気も狂わんばかり、我知らず身を守らんと本能的に女言葉の混じった支離滅裂な言葉を吐いて、大声で泣きじゃくるのだった。
 が、遂に岩本院にがっちりと組みつかれ、ぴったりと自分の菊門に、その逸物を触れられた途端、菊之助の唇から絹を裂くような悲鳴がほとばしり出た。
 つづいて、菊之助は、全身を熱病にかかったようブルブル痙攣させながら汗にべっとり濡れた首筋を大きくのけぞらせる。
「ううつ」
 秘められたその柔らかな薄紅のすぼまりに岩本院の鋼鉄の硬さを持つ醜い肉塊が一気に押し入って来たのだ。
 菊之助は息の根も止るばかりの痛みと、それに伴う屈辱感とで岩本院に穢されている臀部をガタンガタンと波打たせ、汗ばんだ全身を反り返らせるようにして苦痛の深い絶叫を上げるのだった。
 今、菊之助のいじらしい小さな蕾が岩本院のその巨大な肉塊を受け入れたと思うと、悟浄も定吉も息づまるばかりの嗜虐の昂ぶりを感じ息使いも荒々しくなる。
「へへへ、どうだい。こうなりゃこっちのものだ。よくも俺を下郎呼ばわりし、刀で追い廻しやがったな。これからうんと可愛がってやるからな。」
 岩本院も荒々しい息を吐きながら、背後より菊之助の胸元に両手をからみつかせてしっかりと抱きしめ、どうだ、と腰を揺さぶりつつ押して出る。
 菊之助の上半身の護謨襦袢は、もうすでにからみついてるだけで胸は大きくはだけてしまっている。
 それでも赤い絹の腰ひもが残り、岩本院はいい手がかりとそれに手をかけ、菊之助の細い体を思いっきり自分の腰に引きつけにかかった。
 そのうえ、無骨な手が、菊之助の花びらのような乳首をさぐり回し、引き延ばしこすりあげる。
「あぅ、ぐぅぐ~。」と悲鳴ではなく、思わず奇態な声を出してしまう菊之助。
 青竹の足枷をかけられ、左右にすらりと伸びた菊之助の色白の滑らかな二股がそれにつれて一層の痙攣を示し、菊之助は傷ついた獣のようにのたうちながらすさまじいばかりの悲鳴を上げるのだった。
 熱い刃で突き抜かれるような鋭い痛みと痛烈な汚辱感、そして、それに伴う言葉では説明出来ない被虐の不思議な快美感が菊之助の全身を襲ったのである。
 岩本院は遂に菊之助の深奥に侵入した。
 岩本院の黒い刀身は、柄本まで押し込まれ、岩本院の荒い陰毛が菊之助の尻の間に充満してごわごわとこすり上げていく。
 菊之助はあらんかぎりの悲鳴を上げ、大粒の涙をポロポロ流した。
 腰も背骨も頭の芯も忽ち痺れて、それが苦痛なのか、屈辱なのか、快感なのかもうわけがわからぬ位、麻薬に冒されたように腰から下の自由が利かない。
「ハハハ、どうだ、菊之助。親の仇に大事にしてきた尻を貸し与えた気分はよお、てめえのこの糞の穴。おお、厠でしか使わぬにしては、柔こくてあったかくて、俺のせがれも今まで真っ黒になるまで苦労してきた甲斐あったってもんだ。こんなあったかくて狭くて上品な穴にずっぽりと入りこましてもらってよ。」

77crz00225pl2.jpg  仇討ちに来て敵に捕われ、無理無惨にけつで契りを結ばされるなど、このような哀れといおうか滑稽といおうか、こんな話は前代未聞だろう、といって光之介は嘲笑した。
「まだそれでも武士のつもりか、菊之助。」
「仇に尻を開かれて、いじられ、厠で使う穴にとんでもないものをつっこまれる武士など聞いた事がないわ。」
 光之介と八戒和尚は交互に菊之助を揶揄しまくる。見物連中も尻馬に乗って野次りながら楽しそうに酒をくみ合うのだった。
 そんな光之介達のからかいに、菊之助は不自由な姿勢からきっとにらみつける。
「さぁさ菊之助、もうこうなれば抗うだけ苦しむのだぞ、おとなしい稚児となって、可愛くうしろに顔を廻し、岩本院と舌を吸い合って見せろ。」
 悟浄はむしろ菊之助のために、反抗せず可愛がってもらえと、声をかける。
 岩本院は背後から両手でしっかりと菊之助の胸をかかえこみ、菊之助の火のように熱くなった頬に粘っこく頬ずりしながら「さ、舌を吸ってやるぜ。こっちへ顔を廻しな、その花びらみてえな唇をよこしな。お前の蜜のようなつばなら、俺が吸ってやるぜ。」
 と、荒々しく息をはずませながらいい、太い腕を回して菊之助の髪をつかみ無理矢理に顔を自分にねじ向けさせようとする。
 菊之助はぞっと青ざめて、泣きじゃくりながら必死に首を振って岩本院の酒くさい唇から逃れようと身を揉んでいる。
 そうされながらも菊之助の陰茎は、岩本院の空いた手でゆるやかに、しごき出され続けている。
 あっあっと、断続的な悲鳴を上げて菊之助は狂おしく身を揉んだ。
 すかさず背後の岩本院は、ぐっと押すと見れば身をわずかに引いてまたすぐ、ぐっと菊之助の穴に入ったままの肉棒を押して出る。
 又、どすんどすんと続けざまに打ち込むように腰を入れてくる。その時には、岩本院の睾丸の袋が重い鉄の振り子のように振れて可憐な玉袋に、ばしっ、ばしっと衝突してくるのだ。
 菊之助はそれこそ、進退窮まった。
 苦悩のうめきを洩らし、自分は今、どうなっているのか判断がつかない位、頭の中は麻のように乱れてしまっているのだ。
 耳も首筋も女っぽい頼まで、真っ赤に火照らせて菊之助は前髪を慄わせてすすり泣いている。
「へへへ、仇討ちがとんだ結末になっちまったな。憎い岩本院のねばねばした汚らしい精を可愛いお尻の奥に注ぎこまれるなんて、本当に可哀そうだ。でも、人間、諦めが肝心だぜ」
 こうなれば岩本院と定十郎両人にとことんまで生恥をかかされるがいい、そうして泣いてゆがんだその可愛い顔を見せてくれと、悟浄は笑いながら言う。しかし目は勿論、真剣そのものだった。
 成り行きを見守っていた定十郎は、今まで酒が入っていた汁椀をあけ、
「さあ、もうそろそろだな菊之助。岩本院が一気にらちを開けたら、お前もこのお椀に思いっきりお前の汁を出し切るんだ、」
「あっ、あっ、もう、もうおやめくださいっ。」 
 菊之助の上半身を引きつける岩本院の腕が鋼のように硬くなり、あばらが折れるかと思うほどの強さになった。
「いくぜ、菊よ、てめえのけつに、うっく、」
 岩本院の声も、息が荒く、短い。
「岩本院、いけないっ、イヤあ、はぁぁ、で、でますっ、でますっ。」
「おいおい、待て、おい、こぼしちゃなんねえぞ。」
 定十郎は、菊之助の暴れ回る陰茎をつかみ押さえ、椀の口に押し込む。
 岩本院の全身が硬くなり、菊之助の白いからだがそれに続いてのびきったようになり、ぶるぶると痙攣した。
 びしゅーつ、びしゅーつ、びゅっ、びゅっ、激しく早いリズムで菊之助は定十郎が構えた椀の中にその白い汁を放った。
「おっ、おっ、こら、こぼれてる、、行儀悪いぞ、菊よ。」
 そんな定十郎の声も、周りからはやす、やんやの声も、菊之助は遠くに聞いていた。
 しびれるような射精の感覚、恥の極みを晒したのだという墜落感。
 そして、もうこうなれば、思い切り泣くしか菊之助にはできることはなかったのだ。




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(2010/02/13(土) 09:09)

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