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   Shrimp head;muddy 蝦頭娘2.0(ニューハーフ女王様blog)
    クールボンデージビューティ近緒ことニューハーフ女王様chikaが展開するフェチ世界フィールドワーク。
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お前が落としたのは金のペ○スか?、、今日も「くわえそこねた幸運・うまか棒」を追いかけて。

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 ケツマン放浪記 風雲編 1
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1rzz3m4280.jpg「chikaのお尻の穴、気持ち良かった?」
「いや、まいった……、すっかり堪能させてもらったよ」
「あんっ! やめて、そこ弱いんですぅ……」
「この、ほそっこいうなじ、ええ髪の匂い……たまりまへんな……」
「ちょっと又、シャワー、浴びて来るね」
 と言ってchikaは、背後からからみついて首筋にキスしてくる男を払いのけるようにしてベッドから下りた。
「シャワーが済んだら、もう一発やで。私のムスコ、またこんなになっとる」
「うっそー……」
 chikaはキラキラと笑みを浮かべながら男に背を向ける。
 バスルームに入って、自分の肩甲骨に届く長さの髪を巻き上げてタオルでターバン状にカバーしてから、シャワー栓のスイッチに触れる。
 熱い湯が全身に降りかかる。
 (ああ……気持ちええわ……)
 こんな風に、週末の土曜日はchikaになりきって過ごす。
 でも一頃みたいに、公園や海岸とかでの荒っぽい事は避けるようになって来た。
 殆ど不登校生徒であるchikaには、他の曜日でも一緒だけれど、一応、学校がある時は後ろめたい気持ちが少しは残っているからだ。
 男である自分がchikaという名の美少女になってにぎやかな繁華街をハイヒールで闊歩し、一夜のアバンチュールを求める……。
 すれちがう男たちは、皆、必ずといっていいほどchikaに注目する。
 おおっ!すげえエエ娘やないか、という賛嘆の目、こんな美少女と犯りたい、という酔っ払いおやじ達のいやらしい目……。
 そんな視線を浴びるのが、めくるめく快感になっていた。
 見た目重視の為に、サポーターできつく固定してあるペニスが発熱し膨張して痛くなる。
 その疼きがたまらない。
 その夜の男は佐藤と名乗った。
 本名かもしれないし、偽名かもしれない。
 どちらでもいい。
 佐藤は誘い方が抜群だった。気障で歯が浮くような台詞を使うのにそれが板に付いている。

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「土曜の夜も更けて、ひとり寂しくしているお姫さまのお名前は?」
 ショットバーの隅っこでひっそりとグラスを傾けて正体不明の美少女のふりをしてたら、いきなり、そう言われた。
 彼氏にフラれたの? などと、つまらない常套句で誘いをかけてくるタイプの男ではなかった。
 年の頃は四十代の半ば、遊び慣れた風で、きちんとしたスーツ姿で、会社員の匂いがした。
 精悍な目つきのくせに、性にはだらしなそうな唇が好みだった。
 本物の遊び人の相手をするには危険がありすぎる。それについては嫌というほど色々と勉強してきた。
「chika」
 と答えたら、「それじゃ、チカ姫のエスコートをさせてもらえませんか?」
 と、渋くて素敵な笑みをたたえて言うので、こちらもお得意の謎のほほ笑みで返事をした。
 これだけの会話で、お互いの意思が疎通していた。
 そのあと、ホテルのベッドを前にして口唇を重ね合わせたところまでは正体を見破られていなかった。
 けれど、抱擁されて佐藤の手が胸元に伸びたとき、偽乳房で胸のふくらみをつくっているのを察知された。
 ここが勝負の分かれ目、chikaにとってはひどくスリリングな瞬間だった。

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「そうか、……お姫さまは、実はお姫さまじゃなかった?」
「うん、がっかりした?」
「いや……」
 佐藤の顔が戸惑いを隠しきれない。
 女を装ったchikaの魅力が試されるときだった。
 chikaが男だとわかって撤退するのか、それとも、男だとわかっても、chikaの小悪魔的な色香に屈してしまうのか……。
佐藤は屈した。
 シャワーを終えて、桜色に染まった自分の裸身を姿見に映してみる。
 顔だけ見ると男好きのするいい美少女だ。時々、どきっとするような成熟した女の表情もちらほらと混じっている。
 まあ、そのように見えるメイクをしてあるのだけれど……。
 肩は撫で肩気味で、ほっそりとした華奢な身体に平らな胸、腋の下や脚の無駄毛は勿論、念入りに処理してある。
 ただ一点、股間に垂れている男根だけが美少女の完成を裏切っている。
 けれども、平板な胸とペニスを持つ倒錯美少女を、佐藤という男は堪能してくれた。
 chikaは顔にパウダーをはたきなおし、紅筆を使ってルージュをくっきりと塗りなおした。

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 そして、最近手に入れた××社の高級香水を耳たぶのうしろ、胸、尻朶につけた。
 これは動物性の濃厚な味わいのパヒュームで、情交のときに使うことにしている。
 男の匂いを消し去り、妖しくも淫らに男を翻弄するためのツールだ。
 勿論、若い男子高校生の臭いを女装の下に求める倒錯した男も多いが、今日はchika自身のお楽しみだから、これを使う。
 バスタオルを胸にまいて腋の下で留め、chikaは宴の閨へと戻った……。
 ベッドの枕板にもたれて煙草を吹かしていた佐藤は、chikaがベッドに腰かけるや否や、chikaを抱き寄せて口唇を奪った。
 煙草のヤニ臭さとお酒の匂い……、壮年の男の味がする。
 ノーマルな男なら吐き気を催すはずだろうけど、chikaはこんな接吻の味が好きだ。
 まさにこのときこそ、自分は女には興味が無くて、男が好きな変態なのだ、と実感する瞬間だった。
「あら、付いちゃった」
 と、口唇を離して、chikaは真っ赤な長い爪の指で佐藤の口唇にべっとりと付着した自分のルージュを拭ってやった。
「シャワーを使ってる間、待ちきれなかったよ」
「だって、あなたがいっぱい出してくれたから、いちどきれいにしてこなくっちゃ、と思って……」
「こうして顔だけ眺めていると、とても男だとは思えんな。君って高校生くらいだろ?」
「あら、そう見える?」
「髪の毛も、男の髪じゃないし、」
「そうかなー?」

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 chikaは頭に巻いたタオルを外し、しなやかに首を二度、三度と振って自慢の髪を波打たせ、手櫛でうしろに梳き流して見せた。
 この頃はほとんど高校も行っていなかったし、生活費も「女」で稼いでいたから、髪の毛だってそれ仕様なのだ。
 その仕草はいかにも女っぽい艶かしさで、男の視覚に訴えかけるのをchika自身が最もよくわかっている。
 佐藤は即座に反応し、chikaの細肩を抱いた手に力をこめて引き寄せ、chikaは腰かける姿勢から佐藤にしなだれかかる姿勢になった。
「こんなに色っぽい女なのに、ここにはこんなものが生えてる……」
 佐藤の手は膝の間から太腿に這い上がってきて、勃立しつつあるchikaの男根を男のごつい手で撫でる。
「あんっ……」
 と、chikaは腰をくねらせて喘いだ。
「本当を言うと、私は男とやったのは初めてなんだよ」
「でも、お上手でしたよ。初めてだなんて、ほんと?」
「ウソじゃない。私は女遊びはしているが、男と遊んだことはない。世の中には凄い美人のニューハーフがいるのは知っている。美女をそろえたニューハーフ・クラブに行ったこともある。形のいい乳房を見せて裸踊りをしているのを見てるとな、そいつらが男だなんて信じられん。どこから見ても女だ。しかし、男だとわかっているからそそられん。私にはその気はないと思ってた。……まさか、こうなるとはな……自分でも驚いている。ほれ、触ってみ」
 もちろん目で見てわかっているのだが、chikaは言われた通りに腕を伸ばして、佐藤の肉棒を握ってみた。
 硬く怒立し、熱く脈打っている。
「あらら、もうこんなに元気になってる……」
「chikaのせいだぞ」

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 灼熱した責め肉棒を掌に包みこんで触感すると、えもいわれぬ陶酔感に見舞われる。
 この男は、今、chikaに発情しているんだ!
 今さっき、chikaの肛門に挿入して、あまりにもアブノーマルで刺戟的な昂奮を味わい、その糜爛した快感をもういちど味わいたくて勃起してる……。
「chikaのも元気になってきたぞ」
「いやだ……」
 と、シナをつくって恥じらいを見せ、腰をくなくなとくねらせてみせる。
「しゃぶってくれ」
「下品ねー」
「さっきもしゃぶってくれたやないか。chikaのおしゃぶりは絶妙だ。その赤い口唇を見てると我慢できなくなってくる」
「じゃ、そのあとで、いっぱいしてくれる?」
「ああ、もちろんだ。私はな、今、女を知ったばかりの少年のような気分なんだよ。今まで知らなかったのが損をしたような、もったいないような、そんな気分なんだ。男の尻がこれほどええとはなあ……」
「そんなにほめてくれるの、うれしいわ。それじゃ、お口でね」
 chikaは体の位置を変えた。
 横座りをさらに崩すような格好になって佐藤の下腹部にしなだれかかり、細指に握りしめた肉棒を間近でじっくりと眺めてみる。
 女の淫汁で磨かれてきた黒魔羅だ。
 鼻先に迫る黒紫に艶光りする亀頭から強烈な牡臭が漂ってきて、chikaはめまいがしそうなほど頭がクラクラとなった……。

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 自宅に戻ったchikaは、お気に入りの黒いシースルーランジェリーに着替えて、ベッドの横のドレッサースツールに座った。
 メイクを落とすのはもう少し先にする。
 バスタブに身を沈めるのも先。
 半分仕事みたいなSEXの後なら、すぐに身体をリセットするんだけど。
 夜が明けるまでは今日の情交の余韻を楽しみたい。
 今夜は稀にみる大成功だったから……。
 chikaはその頃愛用していた秘密の小さな手帳を取り出して、今日の日付、次にSATOUと書き、秘密のマークをふたつ描いた。
 彼が射精した回数だ。
 これは戦闘機パイロットが機体に描く撃墜マークのようなもの。
 自分の色香で相手を何度射精させることができたか……。
 あるいは、釣果の記録、勿論釣り上げた魚の記憶を呼び戻すために……。
 鏡に映る自分の貌にじっくりと眺め入り、しばらくの間、見惚れてしまう。
 最近、自分でも吃驚するほど、綺麗に化けられる。
 理由は分かっている。
 卒業目前にして、もう上の学校への進学も諦め、なんとかこの生活スタイルでやっていこうと思い始め、気持ちが吹っ切れかけているからだ。

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 そして実際、男達は作られたこの偽の容姿にのめり込む。
 この真っ赤にルージュを塗りこめた口唇でフェラチオしてやると、佐藤は今にも爆ぜそうなほど喜悦した。
 佐藤のペニスが剛直して感じまくっているのは、chikaが男だから、わが身のようによくわかる。
 舌をからめて吸い、舌面を強く摺りつけ、いやらしく、ひどくいやらしく舌と口唇を使ってやるのだ。
 男が何に反応するのかはわかっている。
 あのとき、口淫愛撫しながら、chikaの男根も暴発しそうなほどそそり立っていた。
 そうやって、フェラチオ淫戯を貪っていると、佐藤のほうから求めてきた。
 もちろん、女装ホモの倒錯淫楽のキモはアナルセックスにあるとchikaは考えていたし、また、自分の淫欲も肛門へのインサートを烈しく望んでいたけれど、今日のchikaは焦らしつづけ、相手から要求があるのを待っていたのだった。
「chika、もう待てないよ……」
「どうしたいの?」
「入れさせてくれ」
「男のお尻だよ」
「chikaのなら、男でもかまわん……」
 chikaは獣の姿勢で這い、尻丘を高々と掲げて犯入を待った。
 その体位がもっともエキサイティングなのだ。
 後ろから、犬の交尾のように犯されると、身も心も淫らに爛れて、甘い毒に全身を冒されてゆくような感覚になり、chikaのペニスも激淫怒立してしまうのだった。

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 佐藤はchikaの細腰をつかんで、熱くて硬い亀頭を肛口に圧しつけてきた。
「あんっ……」
 と、切ない喘ぎを洩らせてしまう。
 そして、息つく暇もなく、太棒が嵌め入れられ、chikaはのけぞって咆哮にも似た嬌声を発した。
 硬立肉棒で抉じ開けられ、肛道が裂けそうになって腰の奥が軋み、痛苦なのか悦楽なのかよくわからない充填感に泣き声のような喘ぎ悶え声をあげてしまう。
 実際のところ、よくわからないのだ。
 女が膣穴に挿入されて喜悦するのは粘膜触感からの摩擦刺激が快感神経を昂ぶらせる割合がかなり高いはずだと思う。
 確かに、肛門壁粘膜で感じ取る男の肉棒は、泣きたくなるほど気持ちいいときがある。
 けれども、chikaの場合、それだけではない。
 自分は男なのに、男に肛門を串刺しにされている、という事実に酔わされてしまうのだ。
 それは淫靡なホモ情交の歪んだ酔いでもある。
 自分がまともな男ではない、という屈折した羞恥が快感を増幅させているのもわかっている。
 だから、肉体レベルよりも精神レベルの昂奮のほうが大きい。
 今夜が大成功だったのは、佐藤という男が、初めて男色を体験したからだろう。
 それがなければ、わざわざこちらから夜の街を歩いたりする必要はない。
 自慢ではないがchikaのような人間を好む男は幾らでもいたし、しかもそれには「お金」まで付いてきた。
 なぜこちらから出向くのか?
 女色を積み重ねてきた壮齢の男に、初体験のホモ行為を挑ませるほどにchikaという名の女装男には魅力がある……ということを  証明するのが一つの快感だったからだ。
 最初、chikaが生挿入を求めたとき、佐藤は躊躇した。
 ためらいをはっきりとは口にしないジェントルさを見せたが、ためらっている気配は伝わってきた。
 排泄孔を使う性行為なのだから無理はない。
 けれども、その躊躇よりもchikaの妖しい色香が勝ったのだ。


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「chika、おまえって、男を誑かして、ほんとに性悪の小悪魔だね」
 と、鏡の中の美少女に向かって語りかけてみる。
 至福の刻だ。
 そして、chikaはベッドのシーツの上にひろげてある淡いピンクのシルクパンティに目を向けた。
 その上品でエロティックな女の下着は濡れていた。
 いや、べっとりと男の体液にまみれている。
 chikaは、ホテルから帰ってくるタクシーの中で、じわじわと漏れ出してくるのをこらえていたのだ。
 二度目の放出だったにもかかわらず、佐藤は大量の牡汁飛沫をchikaの直腸腔に浴びせかけた。
 中出しされた悦びもあるが、それよりも、男が我慢できずに射出してしまう肛門性器を自分が持っている悦びのほうが大きかった。
 女の膣性器よりも収縮力が強く摩擦係数の高い極上肉穴で男を惑溺させた満足感……。
 肛孔から漏れた精液は半透明の水糊状になって、なまめかしい女の下着の船底にひろがっている。
 帰ってきて着替えたとき、脱いだパンティはベッドの上に置いたのだ。
 それに付着している精液は、言わば戦利品のようなものだ。
 もうさっきから、chikaのペニスは熱を帯びてそそり立っている。
 蝉の羽根のような黒い布地を突き上げているのは、女の顔の下腹部に生えたまさに「男のチンポ」だった。
 chikaは下肢の間に手を伸ばしてペニスを握りしめた。
 そして、絞り上げるようにしてしごきあげてみる。
 ガマン汁がねとねとと染み出して黒いランジェリーを汚してしまっている。
 ランジェリーの裾をまくりあげて、膨れ上がった亀頭がカウパー腺液で光っているのを眺め、赤い爪の指の腹で摩ってやると、ズキ ンッ、と快感刺激が腰から脳芯にまで響いてくる。
 ホテルで佐藤に背後から貫かれているとき、うつ伏せに這ったchikaは淫根の鈴口のあたりをシーツにこすりつけて男同士の肛門媾合を楽しんでいた。

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 強壮な牡の淫欲を菊孔肉管で受け入れる悦びは女装ホモにとっては恍惚の戯れなのだ。
 佐藤がchikaの下腹部に手を伸ばしてきて、
「chikaも昂奮しているぞ」
 と、屹立している肉棒に触れた。
「あっ! いやんっ……」
「chika、これをしごいてほしいのか?」
「あ、あっ……、んんっ……」
 尻穴を責めたてられながら、男の手で淫摺りされるとたまらなくなる。
 佐藤は女色に通じているだけあって、すぐにホモ淫行の勘所がわかってきたようだ。
 そして、不覚にも、chikaは射精してしまったのだ……。
 ビビビッ、と電気が走ったようになり、ドクッ、と肉茎の内部を熱い流れが駆け抜けた。
……漏出してしまったのは、考えれば考えるほど不覚だった。
 性行為の主導権はあくまでも自分が握っているはずだったのに。
 佐藤との情交を、その生々しい記憶をたどっていると、もう一度、自分の手指で抜かなければ眠れそうになかった。
 性欲に関しては、chikaは筋金入りのエゴイストだと思う。
 SEXにおいては自分の愉楽が最優先されるべきであり、それは決して相手と分かち合うものではないのだ。
 男を惑乱させる美少女になりきるのも、自分の性嗜好を最大限に満たすためだ。
 妖艶美少女になった自分に男が発情しているのを見るとすごく昂奮する。
 その次にホモセクシュアルの性行為がくる……。
 chikaはスツールから立ち上り、ベッドに寝そべった。
 かたわらのパンティを手に取り、顔を近づけてその臭いを嗅いでみる。
 佐藤から搾りとった精液。
 発情させて肛門穴に入れさせてやって、そして噴射させた勝利のトロフィーと言えなくもない。
 chikaは仰向けに寝た。
 佐藤のペニス棒をフェラチオしたときの食感、アナル挿入されたときの充足感……、佐藤と抱き合ったときの体臭……、諸々の記憶を隅々まで思い出しながらゆっくりと勃起男根を自淫してゆく。
 たっぷりと時間をかけて疲れ果てるまで、日曜日の早朝の儀式は続く。
 脂粉の匂いが染みついている黒いランジェリーに白濁した濃厚ザーメンをぶちまけるまで……。


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「チーちゃんって、いつも思うけど、すごい量、食べるね」
「何言ってんのよ、美容師ってのは重労働なんだからさ、たくさん食べないと体がもたないのよ」
「でも体はでかいから、元から体力あるでしょ」
「そういう問題じゃないの。chikaは少食すぎるからそう思うだけ」
「chikaはまともに学校も行ってないし、これくらいで十分」
「そうだよね、それにもうすぐ卒業だし、これからますます小食になる」
 ふたりの女装青年は楽しそうに笑った。
 chikaが彼女を「チーちゃん」と呼ぶのは、彼が女装しているときには「知香」と名乗っているからだ。
 同じチカなので意気投合した部分もある。
 知香は美容師をしていて、chikaは知香の勤めるヘアーサロンに通って髪の手入れをしてもらっていた。
 chikaは当時としては珍しい高校生のセミプロ女装者だったが知香もサロンもそんな事には拘らなかった。
 何事に付けても「プロ」というものはそういう物だとchikaは思っていた。
 時刻は日曜の深夜、知香は明日が休日なので、しっかりと女装してchikaを誘う。
 ファミレスで、知香の旺盛な食欲を前にしてchikaはコーヒーを飲んでいた。
 今朝の自慰は盛大に精液を噴き上げて終わった。


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 それからメイクを落としてバスに入り、昼間は死んだように爆睡していた。
 月曜は単位確保の為に少しだけ教室にいて、後はトンズラする積もりでいる。
「卒業したいのなら、せめてそうしろ」と言ったのは担任教師だった。
 担任教師がいい人で良かった。
「チーちゃん、そのヘア、また染めた?」
「うん、まえよりもゴールドにしたからきらきら金髪だよ。夜だからわかりにくいけど、昼間だとすっごいゴージャス」 「へえ……」
 知香は身長が176センチもあって、目鼻の造作が大きく、懸命に女装しても、誰が見たってオカマなのだ。
 そこで、知香は考えた。いっそのこと外人風に造ってみようと。
 肩先まで伸ばした髪をブロンドに染めているが、美容師だから問題はない。
 遠目には白人娘に見えなくもない。
「葵ちゃんに会ったよ、あの子、鼻を整形したんだって。いちだんときれいになってたよ」
「ふうん……」
 葵は、知香にとっては憧れを越えた伝説的存在だ。
 葵と知香は同じ店で美容師をしていて、たまたま訪れた某ニューハーフ・ショーパブのママが葵に惚れこみ、日参して口説き落とし てニューハーフデビューさせたのだ。
 本名は「まもる」と読ませる「葵」だが、そのまま源氏名が「あおい」になってしまっている。
 葵はすぐに売れっ子になり、ニューハーフお水の階段を上って行き、今や有名な超高級ニューハーフクラブのナンバーワンになっているらしい。
 chikaはいちどだけ、葵を間近で見たことがあった。


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 知香といっしょにショッピングしていた夕暮れ時で、同伴出勤だとかで、葵は身なりのいい中年紳士と腕を組んで歩いていた。
 あのとき、chikaは、ひと目で「負けた」と悟った。
 相手はプロフェッショナルだ。
 お金のかけ方がちがう。
 それに、葵はすでに性転換手術していた。
 どうみても女、というより、まぶしいぐらいの美貌だった。
 口惜しさはあったが、カテゴリーがちがうのだから納得はできていた。
 逆に葵を見て、プロではないアマチュアがどこまで男を誘惑できるのか、chikaはチャレンジする意欲が湧いてきたものだ。
「chikaはぜんぜん体をいじってなくてそれだけの美人なんだからさ、卒業したらさ直ぐにニューハーフになったらいいのに」
葵の話が出ると、知香はいつもこの話題にに振ってくる。
「うん……」
 と、生返事しておく。
 その頃のchikaはプロのニューハーフになろうとは思っていなかった。
 乳房を造ってまで女の身体に近づくつもりがなかった。
 基本的にはホモセクシュアル、男の体で男と性交するのが望ましいし、男の身体のままで妖艶美少女に変身して男を惑乱させる楽しみを満喫していた。
 決して、身も心も女になりたいなんて考えてはいなかったのだ。
 知香は黒のエナメルのミニスカートにニーハイブーツをはき、黒のレザーのブレザーを着ている。
 脚が長いからミニスカとブーツがよく似合う。エナメルの光沢が妖しくて、ボンデージルックにもう一歩というところまできている。
 それに、こういう黒い衣装だと金髪が映えるのだ。
 chikaはプリーツスカートにサンダル履き、上はざっくりカーディで、OL娘が近所のコンビにちょっとお買い物ぐらいの出立ちだが、 メイクには時間をかけて念入りに仕上げてある。
「chika、それで、戦果はどうだったの?」
「なかなかやったね」
 日曜の夜に知香がchikaを誘い出すのは、chikaの土曜の尻淫ラブアフェアの成果を聞きたいからなのだ。
 知香も男が好きなホモセクシュアルだけれど、アナルセックスしてもらえるパートナーがいない。
 聞くところによると、ディルドウや電動バイブを使ってひとりで楽しんでいるらしい。
「そいつのチンポ、大きかった?」
「並サイズだったよ」


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 chikaは、相手のペニスの大きさはあまり重要ではないと思っている。
 細くて短くて勃起力が弱いと物足りず、馬並みに太くて長すぎるのも困りものだが、あまりに両極端でない場合はサイズよりもフィーリングだった。
 たとえば反り返り方が見事だとか、黒艶光りが素晴らしいとか、見た目に惚れ惚れとする部分と、この男にペニスを挿れられて嬉しい、という部分に分けられる。
 さらに、自分の心理の昂揚度もあって、性交とは総合的なものだから、性器サイズだけをうんぬんすべきじゃない。
「ねえねえ、どんな男だったのよ?」
 と、知香が催促する。
 そこで、佐藤という男が声をかけてきた経緯から話しはじめてやると、知香は目を輝かせて聞き入るのだ。
 知香はchikaにとって大切な親友だった。
 ふたりとも女装ホモだから、何の隠し事もなく接することができる。
 chikaは実体験が豊富で、知香はチャンスに恵まれていないだけのちがいなのだ。
 網にかかったノンケ男を料理する手順としては、まずフェラチオからだ。
 chikaが男だと判明してから口舌技を使うこともあるし、まだchikaが女だと信じて疑わない時点で濃淫フェラチオ攻撃に入ることもある。
 ケース・バイ・ケースだった。
 要は、いかにして相手の男を虜にしてしまうか、一夜限りの淫戯をどういう風にコントロールするか……。
 これがアバンチュールの醍醐味でもある。
 佐藤は、chikaが男だとわかっても萎えなかった。
 胸の偽のふくらみを触らせてやったのも、この男なら大丈夫という確信があったからだ。
 確信がなければ、先に口淫奉仕で相手を夢見心地にさせてしまって、後戻りできなくさせてしまえばいいのだ。
「生チンポをおフェラって、いいなあ……」
 知香はもう、身を乗り出してきている。いつもこうなのだ。
「ほら、男のチンポって快感ポイントに個人差があるじゃない?」
 と、chikaは昨夜の生々しくも淫らな記憶をたどりながら知香に話してやる。
 これはこれでchikaの週末の楽しみのひとつでもあった……。
 

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 口淫行為で男を喜悦させながら、chikaは触診するように佐藤のウィークポイントを探っていた。
 手のひらに包みこんだ肉幹の浮き出た血管の脈動や、舌面で感触する亀頭傘面の硬度の変化が彼の反応を知る材料となる。
 chikaも男だから、そのあたりの微妙な変化は、わが身のようにわかるのだ。
「カリの裏側ね、やっぱりふつうの男よ、女遊びはしてても、あんまり変態なのは経験してないみたいだった」
「あのネクタイの結び目みたいなのって、誰でも感じるよね」
「カメを咥えてね、カリの裏責め、こうやってレロレロ」
 と、chikaは、紅唇を半開きにして舌を伸ばし、舌面でペニス棒を舐め摺り上げるようすを再現した。
「きやっ! エローい!」
「チーちゃんもやってみなよ。生チンポを手に入れたときのために練習しとかなきゃ、ほらほら」
「こう……?」
 知香とchikaは深夜のファミレスの隅っこの席で模擬フェラチオを始めた。
「ベロはね、縦方向と横方向ね、円運動も混ぜて、カリのくびれをなぞったりしてね、いろいろしてやるの」
「うわー……、あたしのあれ、立ってきちゃってるんだけどな……」
「ははは……、チーちゃん、もっと舌の動きをいやらしくしないとオトコは悦んでくれないよ」
「こう……?」
「カリの裏って、要注意なんよ。チンカスが付いてるとき、あるからね」
「げげっ……」
「汚い?」
「chikaもホモだから、汚いってわけでもないと思うけど……」
「そうだよね。許せるオトコと許せないオトコがいるってことよね」
「でもさ、コーフンしてて好きな男だったりしたら、喜んでチンカス舐めちゃうかも」
「チーちゃん、あんたって、chikaより変態」
「おフェラはもういいからさ、次」
「ふふふ……」


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 佐藤はchikaが男だとわかってから、男色行為になることを承知していた。
 だから、chikaは佐藤の手をとって肛門穴に誘い、彼の人差し指を媚孔に導いた。
 アナルセックスを断固拒絶する心理の持ち主ならば、このあたりでわかるのだが、佐藤は嫌がらなかった。
「入れてみてくれる?」
 佐藤は嫌悪を示さず、むしろ好奇心を見せはじめていた。
「男の尻は初めてやけど……」
 と言いながら、佐藤は人差し指の第二関節あたりまで押し入れてきた。
「どう? 女のオ○コより気持ちよくさせてあげるよ」
「chika……、締まるぞ」
「締めてるもん」
「ヒクヒク絞ってる……」
「でしょ? 女のオ○コの何倍も強く締めつけてあげる」
「…………」
「生で入れてくれる?」
「…………」
 ここで佐藤は躊躇を見せた。
 糞便の通る排泄穴だから、ホモ性向がなければ、よっぽどの変態でないかぎりためらうのは当然だ。
 chikaは佐藤の手首を握って、菊孔から指を抜かせた。
「ほら、見て。あなたの指、きれいでしょ?」
 佐藤は自分の指を、今までchikaのアナル管に挿入していた指を眺める。
「きれいに洗滌してあるの。あなたのような素敵な殿方にかわいがってもらえるように……」
 と、甘えた声音で媚びると、佐藤は目を指先からchikaのほうに向けた。
 その目は決断していた。
 よし、今宵はこの女装した青年の尻の穴を掘ってやろう、と。
「これを塗ってくれる?」
 と、chikaは小さなボトルを佐藤に差し出した。
「何だ? これは」
「chikaのお尻は、女のオ○コとはちがうの、だから、ラブジュースのかわり」
 chikaはわざと女性性器を露骨に表現した淫語を使う。
 男の自分が口にするのは何でもないことだが、艶麗な美少女の濃いルージュの口唇から発せられると効果が絶大なのだ。
 言葉が媚薬のように相手の脳細胞を刺戟する。
「ああ、そうか……。マン汁のかわりか、なるほど……」
「あなたのこんな立派な責め棒をもらうんだから」
 と、片方の手指を佐藤の屹立ペニスにからませながら、媚びた眼差しを向けてやると、もう彼はすっかりその気になっているのがわかる。
「それじゃ、お願い」
 chikaは佐藤に背を向けてベッドのシーツの上に這った。
 両腕は胸の前に置いて上体を沈みこませ、臀丘を高くかかげて佐藤の視界に訴える。女の丸みはないけれど、シミもキズもない白磁の尻肌には自信がある。
 潤滑ローションを自分で前もって塗りこめておいて、準備万端にしておくこともできるが、相手に塗ってもらうほうがウォーミングアップの昂奮度がちがう。

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「さっき、あなたの指、入れてくれでしょ。あんな風にして中にまで塗ってくださいね」
 と言い、待っていると、ヌルヌルとした感触の指先が肛穴に侵入してくる。
「あんっ……、あんん……」
 chikaは思わず甘い声音の喘ぎを洩らせてしまう。
 もちろん、自身が感じているせいもあるが、悩ましい喘ぎを発して佐藤を惑乱させる狙いもある。
「チーちゃん、要はさ、コントロールテクニックなんよ。オトコに主導権を握ってると思いこませて、実はこっちがコントロールするの。うまく誘導してやるとね、スケベ男は単純だから、いい気分になってチンポをそそり立たせちゃうの」 「ふーん……」
「ほら、ローション、アナルの中に塗るのって、かなりいやらしいじゃないの。それをオトコにさせたげると、けっこう悦ぶんよ。指でさ、アナルの穴をいじくったりするわけでしょ。オトコだからね、アナルもオ○コもいっしょ、血が昇っちゃってるから、穴にハメたい、って昂奮しまくりなんよ」
 女の膣穴を指でホジるのと、濃艶美少女に変身した女装青年の菊穴をホジるのと、もうこの段階では大差ないはずだ。
 佐藤は女遊びには通じていると豪語するだけあって、ホモセクシュアルの淫交には制動がかからなかったから、あとは酔い痴れるほどの糜爛したアナルセックスを味わせてやればよい。
「chikaのここ、マン汁で濡れたオ○コみたいになってきたぞ」
「ああん……、はやく入れて」
「よしよし、私のチンポで泣かせてやるからな」
 細腰が掴まれ、灼熱硬化した太魔羅の先が肛口に触れると、
「ああんっ!」
 と、のけぞってしまい、さすがに冷静さを失いそうになる。
「チーちゃん、ここんとこが最高なんよ。獲物を釣り上げた瞬間の歓び、わかる?」
「うん、わかるわかる」
「佐藤ってオトコとは初めてでしょ、だからね、どんな風に犯ってくれるのか……、心臓パクパクになってて、chikaのカメったら、ガマン汁でズルズルになってんの」
「chikaの話聞いてると、あたしのカメちゃんも濡れ濡れだよ」
「カリのとこが通過するまでがきついんよね。あんまりエラの張ったチンポだと痛いしさ」
「うんうん」
「カリが通ると、あとは、ずぶずぶ……って、入ってくんの、たまんないわよ」
「うらやましい……」


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 佐藤は最初、おそるおそるといったようすで抽送を開始した。
 初めてのアナル性交に迷いを隠しきれない。美少女を装っているが、相手は紛れもなく男なのだ。
 私はホモじゃないぞ、まさかこんなことになるとはな……。
 男のケツにチンポをハメているんだ……。
 chikaには、佐藤の心理が手に取るようにわかる。
「いいわ……、もっと……」
 と、chikaは励ますように媚声をあげた。
 戸惑った腰使いから探るような感じになり、やがて自信に満ちたピストン往復になってくる。
 その間ずっと、chikaは佐藤の腰の動きに合わせて下肢をくねらせていた。
 そうして、腰を止めて、佐藤がchikaの背中におおいかぶさってきた。
「よく締まる穴だ」
 と、chikaの耳元で昂奮気味に囁いた。
「お気に召した?」
「何事も食わず嫌いは駄目だということがよくわかった」
 と言って、佐藤の手がchikaの胸元にまわり、乳房の無い平らな胸部に手のひらがさまよった。
「うふふ……、残念でした。おっぱいはないの」
「そうだった……、これは衆道だった」
 佐藤は自分に言い聞かせるように言い、そして、chikaの匂わんばかりの黒髪をかきあげて、横から首筋にキスしはじめた。
 化粧と香水の匂い……、この男は根っからの男色者ではない。だから、女の濃艶が必要なのだ。
「あんっ! あんん……」
 と、chikaは上半身を身悶えさせて大げさに喘ぎ、佐藤を悦ばせてやる。
「chikaって、もうそこまでゆくとアマチュアじゃないな……、おっぱいなしでノーマル男を陥落させるんだもん」
「chikaの青春だからね」
「生入れの中出しでしょ」
「もちろんよ。ゴム姦なんて物足りなくって」
「やっぱ、中出しはいい?」
「いいに決まってるって。女装ホモならアナルに中出しだって、避妊なんて考えなくていいんだから」
「そうよね、ぜったい、いいわよね」


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 佐藤は再びピストン往復を開始した。
 彼の鼻腔は濃艶脂粉に充たされ、だがしかし、女装青年の肛門を犯している倒錯が歪んだ昂奮をつのらせているはずだ。
 それは、肛道を圧する彼の淫根の膨張を粘膜壁で感じとれる。
 そうして、数秒も経たないうちに、佐藤はchikaの媚肛に搾り取られるように爆ぜた……。
「うわあ……、もう満腹」
「チーちゃん、それだけ食べたらおなかいっぱいになるって」
「胃袋じゃなくって、chikaの話で満腹だって」
 知香はそわそわしはじめてきている。
 その理由はわかっている。
 chikaの体験談を聞いてペニスが勃起してしまった知香は、はやく帰って自淫したいのだ。
 chikaの生々しい話をなぞるようにディルドウを使い、休日の前夜はたっぷりと楽しむつもりなのだ。
 じゃあ、帰ろうか、とふたりとも立ち上がった。
「chika、その髪、長くなってきたね」
「うん?」
「切る?」
「ぼちぼちカットしなきゃと思ってたとこなんよね」
「ガッコでポニーにしてるんでしょ。長くなりすぎ」
「うさんくさい目で見られるけどね、慣れてるからいいし……」
「予定見てさ、予約入れといたげるから」
「うん、ありがと」
「時間が決まったら電話するね」
「うん。おねがい」










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(2014/07/05(土) 08:24)

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