今日のタイトルは「M女の気持ち」。 今まで蝦頭では、この気持ち、端々に言及しては来たけれど正面から捉えた事がないんですよね。 倶楽部では女王様がメインのchikaだけど、いっても風俗ライトSMなので、マジのサディスティンてわけじゃないです。 リクエストがあればM女役割だってこなすし、プライベートのラバーセックスじゃ無理矢理分類すると『ゴムマゾ奴隷』(笑)。
でもやっぱ純正マゾの感覚って、「肌」では理解出来ない。 ここでご紹介するのは、倶楽部で体験したプレイを日記風にアレンジしたものです。 たぶんchikaなんかの場合は、小説で一から書いていく方が「M女の気持ち」に迫れるって思うんだけどね(笑)。 でも読者の皆さんは、chikaが倶楽部でMやる時どんな感じなのか興味あるだろうし。 (それに、chikaの所属する倶楽部へのお問い合わせが凄く多いので、これを読まれて会員制のハードルの高さを理解してもらえたら嬉しいかな)。 それでは。
調教部屋の壁に掛けてある液晶ディスプレイの中央に映っているのは囚われの女ジェイソン、・・「今日は13日の金曜日」、じゃなくて、偽装ジェイソンマスクを被されて呻いているのは他ならぬchika自身。 あまり身体は、弄っていないので、ラバー以外のこーゆー、形の大ざっぱなごついマスクを着けられると、ボディオンリー勝負になり、顔という「女記号」が薄れてちょっとびびります。 責め具マニアのご主人様の大好きな黒い厚革・調教仮面を、顔に固定されて、初め考えるのはそんな事ばかり。 chikaがM純女だったら、ここらあたりで既に被虐の喜びを感じる入り口に立ってるってことなのかしら? それにしてもディスプレイを見ると我ながら恐い面相。 仮面の下は、営業用のアイシャドーを強く引いた女王様メイクの顔が隠されているんだけど、、。 三日分の汚れと皮脂をまとわりつかせた足を、蒸れたストレッチ・ブーツから抜き取り、空蝉みたいなシーム入りストッキングを脱いだあと、すぐにラバーを付けさせられる。 一週間契約の怖さは、SMプレイが生活レベルまで浸食することだ。 後ろ手に拘束されてはじめて御主人様の意図に気付く。 悪臭を放っているストッキングの片方を、つま先部が上になるよう裏返して丸め、それをすばやく口に押し込まれる。 chikaがあわてて吐き出す隙を与えず、ご主人様が用意してあった布ガムテープを、口の上から左右・斜めへと、何枚も、ストッキングを吐き出させないように貼られてしまう。 身悶えするchikaを押さえ、もう片方のつま先をハサミで2分し、細く丸めて両方の鼻孔に突っ込んでくる。 口は塞がれ、空気を求めて激しく鼻呼吸するたびに、強烈な異臭が鼻を襲ってくる。
御主人様とは、契約二日目にホテルのラウンジで会った。 倶楽部外で殿方と会うのは出張デート以外では最近では珍しい事で、しかもなんとその日ご主人様は女性同伴だった。 3人でとりとめのない世間話をし、先に彼女が席を立った時、御主人様が耳元で「今のが本妻、つまり奴隷1号。 「ほらこれ。」と言いながら懐のポケットから真新しいポラロイド写真を取り出した。その写真を見て、思わず冗談でしょ…。と口に出そうになった。 彼女の後ろ姿を目で追いながら、あんなにおとなしそうな感じの美人なのにと。 初印象で好感を持ち、この子なら3pでもいいかなとか思っていたのに…写真に写った白目を剥いたその表情は、他人が目を背けるほど、あまりにもエロくてえげつなかった。 でも、その日からこの一週間のプレイ中に、この子がいずれchikaと関わりを持つのだろうと妙な予感を覚えていた。 M男奴隷に無理矢理嗅がすことはあっても、その逆はあまりない「匂い責め」に、パニックに陥っているchikaに、その仮面は装着された。 頭部のステンレス・ベルトが、左右の回転留め具で固定され、南京錠が掛けられる。 顔に無骨な作りの仮面を固定されるのもいやだけど、後頭部で留められるスチール・ベルトのガチガチ締められる音が一番恐かった。 鎖骨に食い込むほどの幅広の首輪がぎゅっと絞られ、シリンダー錠が下ろされる。 そして仮面内部に仕込まれた目隠しを、スライドされると、まったくの闇に閉ざされる。 ご主人様のオーダーメイドだというこの仮面の責めによって、鼻が麻痺したのか、イヤな臭いは気にならなくなった。 しかし頬張っているストッキングから、舌を遠ざけようとしてもそれは無駄だった。 あご下から首はがっちり固定されてるし、鼻からあごは隙間がないくらい仮面が密着していたからだ。 だ液がじわじわ、chikaの汚れを吸い取ったストッキングと混じり合うのがわかった。 足はストッキングを脱いで臭いまま、ラバーストッキングを履かされ、身体中ラバーでおおわれて汗をかき、顔は耳と髪を除いて閉ざされている。
今日の調教はこれを使う。と革仮面を差し出された時、その内側がちらりと見えて、chikaは露骨にイヤな顔をしたと思う。 プラスッチックでコーティングされ、鼻から下は、首輪まで編み上げになっているため、口にあたる部分は、取り替え可能な三ケ月型の革マスクが貼ってあり、その表面に、たぶん、ラウンジで引き合わされた純女奴隷の調教跡とわかる化粧汚れがくっきり残っていたからだ。 ご主人様は会員でありchikaには馴染みのお客さんだったけれど、恋愛関係にあるわけじゃないから純女奴隷の彼女になんの思い入れもない。 の・・・はずだったが、その瞬間に感じたのは紛れもなく「嫉妬」だった。 口は布ガムテープで被われているとはいえ、純女奴隷の化粧跡が残る仮面を、付けられるのはほんとうにイヤだった。 ギュウギュウ首輪を締められ、シリンダー錠のロックする音を聞くまで、本気で仮面装着に対して抵抗し続けたのはそのせいだ。 仮面の裏側の汚れの原因は職業柄容易に想像が付く。 女性はプレー中、濃い化粧をさせられるので、口紅やファンデーション跡が残る。 それ以外の染みが付くのは、穴あきプラスチック玉をほおばらせて仮面などを装着させられるからだ。 プラスチック玉のせいで、つばが飲み込めないと口紅跡以外に口から溢れ出したよだれの跡が付く。 御主人様から、今日は全穴封じをしてやると言われ、耳孔に耳栓をされた。 すでに口、鼻、目、耳が塞がれたので、あと残るは下のケツマンコを残すのみ。 その時耳もとで「さっき見た口紅跡のシミは、本妻奴隷がよがった時のよだれの跡だよ。chikaはガムテープ越しに彼女と間接キスをしてることになるね。」と言われた途端、躰の中からカァーと炎が燃えさかるように感じた。 彼女の歓喜にむせぶ声、御主人様の猥褻なせりふを発する口元、化粧跡、いやらしいよだれのシミ、口の中の汚れた詰め物、鼻孔の臭い栓、間接キス…そういったイメージが、頭の中に次々と飛び交っているうちに、彼女に対する心の変化に気付いた。 ライバル心や嫉妬が消え始めたchikaは、この仮面越しに、ご主人様に彼女と一緒に責められているのだと・・恥ずかしげに切れ長の目を反らす彼女の細面の顔が目に浮かぶ…そしていとしいchikaというオンナ。 ムムゥ~ン。ウ~ン…。chikaはいつしか、声にならないうめき声を発している。 耳栓をされているので、自分の声が、直接頭に響いて増幅される。 chikaとは思えない、くぐもった官能的な声をあげるたびに、被虐の悦びが押し寄せて来る。 …まだアナルも責められていないというのに、菊門は緩みペニクリの先端がラバーの下で濡れてくる。 とうとうアナルが塞がれる時が来て、後ろ手錠のまま、ラテックス・フレアースカートを脱がされ、オトコ愛液でベトベトになっているキャットスーツの股間ジッパーを、へそ下からお尻まで開かれる。 アヌスには、ワセリンをたっぷり塗られ蛇腹の襞のついた黒ゴムバイブが、根元までキャットスーツに付属するゴムベルトで強く装着された。 「そいつはいつも本妻のマンコにぶち込んでる奴だよ。」 ・・・・・その言葉に再び皮膚がチリリと燃える。 思わず下を向こうとするchika。 しかし幅広の革首輪は大きなシリンダー錠でロックされてしまっていて、身動きがとれない。 数十分が経って、アヌスのバイブが抜かれたとき、暗い深淵から浮き上がるように意識が戻った。 足枷、手枷とも、すでにはずされていた。 あたしは、ふらつく躰をぶつけるように、御主人様に抱きつくと、革の仮面を付けられたまま大声で泣いた。
「立花里子と三匹の変態ボイン奴隷」 コメントをよく下さる、はつジャスさん、お勧めのAVです。今日のエントリーになんとなく雰囲気が似てるような、、、。chika的にはリコピンにマスクを付けて欲しかったデス(笑) 。
倒錯求道者の夜 ラバースレイブ 杉浦あや
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