「人間に戻るのはトイレの時だけ」子犬コスプレに魅了された男
子犬コスプレに魅了された男がTV出演 ダルメシアンの子犬のコスプレが趣味の32歳の男性が、元婚約者と英テレビ番組『This Morning』に出演し、その奇妙なライフスタイルについて語った。
これまでコスプレに費やした金額は4000ポンド(約65万円)以上。
元婚約者はその趣味が理由で彼の元を去ったが、現在は良き理解者だと語り、視聴者は途方にくれたようだ。
海外メディアMail Onlineによると、コスプレをしているのはイギリス・ハートフォードシャーに住むトム・ピーターという名の男性。
コスプレしてなりきる子犬には“スポット”という名前が付いている。
コスプレの理由について、彼は「子犬であることに集中している時は、身の回りのこと、例えばお金のこととか食事のことを無視できるんだ」と語る。
番組出演者の「なぜヨガじゃないんですか?」という質問に対し、トムは「イーベイでコスチュームを見つけて、以降これは僕のもう一つの自我になったんだ。
子供の時にはしていたことなのに、なぜ大人はやらないのか?」と答えた。
コスプレ中に唯一人間に戻るのはトイレに行く時のみだそうだ。
また性的な趣向ではないと語っている。
共に一緒に出演した元フィアンセのレイチェル・ワトソンは、2008年にトムの趣味が発覚したことで彼の元を去った。
当時は、コスチュームに身を包み他の子犬同様に犬用おもちゃで遊んだり歩き回る彼を理解できなかったという。
しかし、今では彼の”もう一つの自我”を受け入れ、良き友人であると語る。
「彼は“スポット”でいる時、いつもより自信を持っている。
トムはシャイだけど、スポットとしてなら何でもできる。
彼が好きなことをしているのを誇りに思います」と理解を示した。
しかし視聴者は困惑を隠しきれず、ツイッターには「#humanpuppy(人間子犬)」のハッシュタグとともに「なんだこれは!?」「混乱している。犬になるのがライフスタイルなの?」
「脳が痛い」
「私は頭の柔らかい人間だけど、これはちゃんと理解できない…なぜ?なぜ?なぜ?」といったコメントが続々とあがっている。