初めてのお手合わせだと、chikaがラバーの全頭マスク被っておちんちんにほおずりするだけで大抵のお客さんは射精してしまう。気持ちよさと言うより、ラバーをすっぽり被ったchikaの異様さに神経が高ぶってしまうからだろう。 考えて見ると、お客様が真性のラバーフェチでないかぎり、chikaのプレイの基本的な構造って「異様さ」にあるのかも知れない。 で、昔から一度やってみたい「異様な」プレイがあるんだけど、一応、お客様からお金を頂いてのSMやフェテッシュプレイなので、いくら珍しくてもそこに需要が発生しない限り倶楽部での展開はない。 だったら個人でって、ゆー事になるんだけどchikaの手の届く範囲のプレイなら、お相手も含めてやりたいことは直ぐにやっている(笑)。 つまり、chikaが考えているプレイには、倶楽部でこそ揃うような「お金」と「手間暇」と「よき理解者」が必要なのだ。 中で一番大きな障害になっているのは「手間暇」だ。 倶楽部の事務方の方で、準備の段取りをしてくれたら一番いいんだけど、そーする為には企画が通らないといけない。 でもこんなのは通らない。 理由は簡単、お客様は「chika」と遊びたくてお金を払うのであって、表情も変わらないダッチワイフを抱いても、ましてやダッチワイフに女王様されてもちっとも気持ちよくならないからだ。 ・・・そう、chikaが昔から一度やってみたいプレイって、自分自身がダッチワイフの中に入って「アレやコレや」をやるって遊びなのだ。フェラもアナルも手コキ足コキなんでもOKだけど、そこはダッチワイフのやること、動作はぎこちなくて決定的に積極性には欠けるけど(笑)。 フィメールマスクを被るとか、女性化ボディスーツを身につけるとかじゃなくて、あくまでも「ダッチワイフ」ね。 フィメールマスクとかフィメールスーツを使っての強制女性化プレイは、chikaが駄々をこねて最近、企画が通って、倶楽部でそれなりの結果を出してるけど、それはそれぞれのグッズのクォリティが高くなっているからで、ビニール人形然とした、あるいはよくてラテックス製であっても人間が着込むにはサイズに問題がありすぎるダッチワイフを使ってのプレイは端から問題外らしい。 「ネットとかにそーゆーフェチサイトがあるじゃん」と、粘ってみたんだけど「お客様はチカさんを目当てに来てるんです。それに今の所、ウチじゃ安物のダッチワイフ着せられて喜ぶ性癖の方はおられませんよ。」「だからさ、、探せばちゃんと改造してあって人が着られる(安物じゃないダッチワイフ)の着ぐるみがある筈なのよ。」 「で?チカさん、それを誰が探して誰が調達するんですか?この前のマスクとかスーツみたいなわけにはいかないんじゃないですか?何だったらチカさん一切合切自分でやるってゆーのなら」・・・みたいな。 そこまでしたくないのよね(笑)。自分でもこのプレイ、乗り切れなかったら悲惨な結果になるような気がするし、、、うーん所詮は、脳内補完が必至な現実的じゃないプレイだろうし。 chikaが、オンナになる前の、まだ繭でもサナギでもなかった頃、結構、しつこく脳内に浮かび上がってくる一つのイメージがあって、それはダッチワイフの中に男の姿のまま入って好きな男の人に抱いて貰うとゆーもの。 その頃は、まだアナルが未開発だったので(笑)、偽の女性器から挿入された男の人のチンポは、中でずるんと軌道がそれてchikaのチンポの隣へにょっきり、、と、二本のチンポは狭いビニールの皮膚の下で捏ねくりあわされて・・そーゆーことを想像して興奮してたのを思い出す。 当然、フェラはダッチワイフの顔の内側で舌をたっぷり使って「えええ、、この人形、気持ちええで、なんでやねん。まるで本物の人間みたいや」みたいな、バレバレの台詞を、自分を抱いてる男の人から聞きたいみたいな~とか。 でも何故か、この妄想には「ダッチワイフに入る自分」と「入ってセックスしてる自分」しかいなくて「ダッチワイフを脱いでいる・脱がされている」自分は決して登場しないのね。普通入ったモノは出ていくのが自然の摂理とゆーもんだけど、この妄想だけは、ダッチワイフの中に男のママで潜り込んで、あるいは閉じこめられて、セックスに溺れ死んでいる所で行き詰まり。この辺りの深層心理を追求していくと面白そうなんだけど、面倒なので今日は止め(笑)。 代わりに今日は、この「ダッチワイフに入った人間」というモチーフで昔書いた短編小説の一部をご紹介。(全部を読まれる方は、例によってSMfにお越し下さい。) 物語の下敷きは「蝋人形の下に隠された死体」パターンを踏んだいくつかの映画なので、抜粋掲載でも、読んでいて、直ぐにその雰囲気は掴んでもらえると思います。あとこの短編小説の味付けは、やっぱラバーです。 まあラバーと言っても、いつもの全頭マスクとかキャットスーツじゃなくて、死体を包んで保管しておくためのラバーとか、義手とか義足に使われるようなラテックスとかあの質感ですね。 『バンの後部座席をフラットにしてその梱包物があった。ゴム引きの黒いシートの上から荷止め用のバンドがかけてある。一瞬マネキンが包んであるのかと思った。だがこの手の男がマネキンを運ぶ筈がない。だとすると「死体」か、、。 「もう一人って?」 「ああ、そいつだよ。一人じゃはこべねえ。はじめの頃は花嫁だきにしてベッドにつれていけたのにな、、不思議なもんだ。一応、顔見とく?。長い旅になりそうだし。」 男が先に車に潜り込んで、丁度顔の部分を包んであるシートを剥がす。バンは照明灯の側に止めてあったので男の手元がぼんやりと見える。頭部部分の梱包は極めてゆるい、というか、恐らくそれは男が何回も中身を見る為に開閉した結果なのだと思うが、、。 『よしてくれよ。腐乱死体の顔なんて見たくもない。』 だが俺の視線はそこに釘付けになっている。かなしいかなそれが俺のオカルト探偵としての性だった。 男が身に付けているムスクの香りが車中に充満していて臭覚が麻痺した。薄闇の中で男の肩越しに、やけに端正で艶やかな白い西洋的な顔が浮かび上がる。 それは死体ではなく、良くできた「人形の顔」だった。 なんだか、はぐらかされたような落胆の気持ちは直ぐにおさまり、俺の腹の中で新たな恐怖が生まれてきた。 物言わぬ口、見開かれたままの瞳、、その裏側には何か不吉なものがビッチリと詰まっているのではないか、、。何処の物好きが夜中に拳銃を突きつけてダッチワイフを他人に運ばせる。 「ドイツ製なんだよ。判るだろう。国民性がよく出てる。ほとんどこりゃ人間に近い。買った奴に言わせると相当値もはったらしいがな、さあ、そっちに押し出すから、あんたの車に運んでくれ。」 男は拳銃の狙いをこちらに向けたまま自分の肩をドイツ製に入れてその身体を押し出し始める。 俺の身体が自動的に動いた。ドイツ製の身体がシートからずり落ちそうに見えたからだ。俺の心の奥深くでは、このドイツ製を既に人間の女性扱いしているのだった。 俺の両腕の中にドイツ製の上半身の重さが転がり込んできた。確かにそは人間の体重だった。さらにとんでも無く冷たい。そして俺はその身体から一瞬腐臭を嗅いだような気がした。』
・・・とまあこんな感じ。 それでは始めます。 JYOBUTSU 「止めてくんないかな。いいもんみっけたんだ。」 神名道が旧知の友人がそうするように、何気なく車をおりて「いいもん」の為に歩き出す。俺は、このまま走り出したい衝動を堪えて側道で彼を十分ほど待った。 神名道は車椅子を押しながら帰ってきた。どうやら折り畳み式のようだ。それをドイツ製の隣に押し込むと、平然とした顔で助手席に座り込む。 「今さっき、道ばたのリサイクルショップの奥にあるのをさ。見つけたんだよ。、、一体なんだろうね。車椅子だよ、リサイクルだって。まあいいか。こっちは願ったり叶ったりだから。それに紗奈のためにアロハドレスみたいなのも買ってきた。今日は最後の晩餐だしな。」
目的の養豚場には昼下がりに到着した。勿論、なんの準備もなしに乗り込む分けないはいかない。のこのこ訪れて行って「この死体、お宅で飼っている豚に喰わせてくれませんか」とは言えないからだ。もっとも神名道は、拳銃片手にそれをやりそうだったが、、、、。 だが有り難い事に神名道は俺とのゲームをもう少し続ける気になっていたらしい。 養豚場周辺を車で一周する内に、この養豚場が今は閉鎖になっているアミューズメントパーク内の敷地と隣接している事が判った。アミューズメントパークと言っても村おこしの事業の一環で立ち上げた素人企画だ。 二年も続かぬ内に採算が合わず閉鎖の憂き目にあっている。しかしまあ俺たちにとっては、正にお誂え向きの進入経路が確保出来た訳だ。 それに俺にとっても最後のビッグチャンスになるかも知れない。
人影のない荒れ放題の遊園地の敷地内を、車いすにドイツ製を乗せてそれを後ろから押しているのが俺、神名道は並んでゆっくり歩いている。 神名道の左腕はぎこちなく正確な90度に曲げられており、そこには何本かの刃物や枝きり鋏などがつっこまれたトートバックがぶら下がっている。 物騒な刃物の入ったバッグ自体は、こののどかな昼下がりの事だ、見方によっては主婦の買い物かごから突き出して見える長ネギや大根のように見えるかもしれない。 人が我々を見たらなんと思うだろうか、、?身体の不自由な妹を抱えた三人兄弟、、。人はそこになんらかの物語を見いだすだろうが、きっとそれは現実の俺達のグロテスクさとかけ離れた「優しい」話に違いない。 午後の眩しい空から落下してくる影があった。 「ハヤブサみたいだな。ネズミでも見つけたのか、、。」 「長元坊だよ、、この辺りで群生してる。」 「チョウゲンボウ?、、あんた妙な事を知ってるな。」 「この辺りの事はな、、。、、調べたんだよ。」 「だって、あんた。そのドイツ製が心配だからって車に残っていたんじゃ、、。」 俺は自分で声に出してからそんな事があり得ない事を理解した。 神名道が何もせずに車で待っている、そんな筈はなかったのだ。だとすると今日と明日、四谷養豚場が手薄だという情報をこの神名道も仕入れている可能性があった。 手薄になればなるほど神名道が凶悪な所行に出る率が高くなる。出来れば彼との決着をこのパーク内で済ませてしまいたかった。
我々は四十分程でパーク内にある丘の頂上まで到着した。そこで少し前から見え隠れしていた丘の頂上にある奇妙なオブジェが何であるのかはっきりと判った。 遠目には公園のシンボルタワーかと思っていたのだが、こうやって身近まで来ると、それはそれほどの大きさもなく何かのイメージを模した噴水である事が判ったのだ。 それを暫く眺めている内に、俺は日本の「斬首刑」という奇妙なシーンの幻視に取りつかれるようになった。 斬首にかけられる男は自らの膝の上に大きな笊を抱えている。処刑人が首を切り落とした時に自らの頭をその中に落とし込む為だ。実際にそのような事が可能なのかどうか判らない。 映画で見たワンシーンがねじ曲げられた形で目の前のオブジェに重なっているのかも知れない。確かにこのオブジェは首のない巨人が自分の身体の前に水盆を掲げているように見えるのだ。 神名道はそのオブジェに魅入っている。それはもう少し冷静に観察すれば、前衛彫刻というのか立体作品というのかは判らないが、高さ3メートルほどのパイプフレームだけで出来た首のない巨人を、実際の血管の配置で構成した立像だったのだ。 「神名道仁智か、名字があんたと同じだな。」 俺はそのオブジェの足下にあるプレートを読むためにしゃがみ込みながら言った。プレートの説明によるとこれを作った男は、どうやら地元が生んだ「現代芸術家」らしい。 「名が同じ?そんなに珍しいか、あんた鈴木さんが全国で何人いると思ってる、、。」 神名道は巨人の胸から目を離さずに物憂げに言った。その胸の中心部には唯一、編み目の構造でない御影石で作られた「心臓」があった。 「赤のパイプが動脈で青のが静脈、、血液の代わりに水が流れて噴水になる仕掛けだ。狙いすぎだな、、。ファインじゃない。」 別に神名道に向かって言ったつもりじゃなかった。 「俺はそうは思わん。」 何か自分の大切にしていたものを傷付けられたような口調。それは今までに唯一、神名道が発した人間的な響きを持った言葉だった。 驚いて神名道を見上げた俺は、巨人が捧げ持つ皿、、つまり今は枯れている水盤の縁を右手でなぞっている彼の顔をまともに見てしまった。 それは高い午後の日差しの中で、真っ黒に塗りつぶされ虚空のように見えた。 丘状になった遊園地の中心から西に下る形で降りきった所が、四谷養豚場との接点になる。確か遊園地のそのエリアには果樹園を模した施設があるはずだった。 それは野生化して荒れるままになった葡萄園だった。放置されて久しくとも幾つかは葡萄の実を結ぶようで、園内には微かに果実の甘い匂いがした。俺はここで総ての決着を付けるつもりで車いすを止めた。 ところが神名道はそれを俺の休憩と意思と受け取ったらしい。 「見ろよ、水道の蛇口まである。いい場所じゃないか、、おあつらえ向きだよ。紗奈の身体拭いてやってくんないかな。」 確かに神名道が拳銃の先で示した方向に雑草の中で蛇が鎌首をもたげた感じで粗末な木杭に括り付けられた蛇口があった。 この葡萄園がまだ機能していた頃、観光客達の手を洗わせる為にしつらえられたものだろう。 「なんであんたが、やってやらないんだ。」 「俺の手が不自由だって事を知っていてそういう事を言うのか。」 神名道が朽ち果てたパイプ椅子に座りながら笑って言う。勿論、彼の右手にはスナップノーズがひらひらと踊っている。 「あんたなら、おんなとやる時は義手にディルドーを付け替えてやりそうな気がするんだがな、、。」 「言うようになったじゃないか、、。」 神名道が更に嬉しそうに顔を歪める。 「紗奈が待ってる、早くしてやってくれよ。」 神名道はそう言いながらゆっくりと腰を上げると自分の近くに転がっている泥だらけの青いプラスチックバケツに近づいていった。 ムームードレスを恐る恐る剥ぐ。これほどドイツ製を間近に見たのは初めてだ。と言うより態と今までは視線を外していたのが本当の所だが。 肌の表面が微妙に粘りけのある光沢で湿っている。特に、神名道が自分で細工を施したのであろう首筋の裏にある縦のシール部分に使われてある工業用の白いビニールテープの周辺の湿りようが凄い。 しかしこんな腐敗臭を嗅ぎながら吐き気も催さない自分が不思議だった。 自分の感覚レベルが神名道に近くなっているのかも知れなかった。 「口の中も拭いてやってくれないか。紗奈がそうなってからも、あんまりしつこくねだるんで、フェラをさせてやったんだ。」 遠くで神名道の声が響いた。もうこの頃には、今、目の前で繰り広げられている出来事の余りの異様さに俺は全ての判断力を失いつつあり、朽ち果てた葡萄園とドイツ製の世界に自ら閉じこもりつつあった。 ドイツ製の頬を両側から掴んでその人形の口を開いてやる。その化学繊維と下に隠れている腐敗しきった肉体が潰れてしまうのではないかと思ったが俺の指先には意外な弾力が返ってくる。 ひょっとしたら、何かの薬品を投与されているだけでこのドイツ製の中身はまだ生きているのではないかと一瞬思う。 神名道が用意したバケツにハンカチを突っ込み口の中を拭いてやる。この感覚は生身のおんなに指をしゃぶってもらっているのと同じだ。ただし口の中は冷たく、舌は筒状のマテリアルの中で固くちじこまっていた。 俺はその間中ずっとドイツ製の目を見なかった。ドイツ製は精巧に作られており瞳部分が透明で、もしその中に紗奈が目を見開いて閉じこめられているならば、彼女の白濁した瞳がそこに確認できる筈だったからだ。 引力に逆らって美しく前につきだした乳房の間を拭いている時、その声は俺の真上からこぼれてきた。 「啓次さんを助けて。」 幻聴と呼ぶにはあまりにも生々しい。現実と呼ぶにはあまりにもグロテスクな声だった。 俺がドイツ製を洗い出した事で心臓が動き出したのか、、。 あり得ない、、現に目の前のいかにも作り物めいた完璧な乳房は微動だにしない。だが見上げれば、ドイツ製の喉仏が微かに上下に動いたように見えた。 「長い物語なの。」 人形が語るほど長くはなかった。それは二人の男女の愛憎物語に過ぎない。 ただ、男は自傷を性癖としながらも極度のサディズムを持った悪党で、女は男に絡め取られたマゾヒストでありながら、他の男性を介在させて常に男の自分への関心を確かめずにはいられない性格の持ち主だった。 ある日、女は浮気の相手に自分を囲い込んでいる男から逃がしてと頼んだ。 女は浮気相手を繋ぎ置くためと、男から自分を逃がすための謝礼として、男の金をくすねた。くすねると言っても六千万の金だ。半端ではない。 その金を盗むことで、女は男へのダメージの強さを増してやろうとしたに違いない。 だがその金は、男の所有するものではなかった。男の手元で一時期だけ寝かされる事になった組織の金なのだ。 組織は金の返還を要求する前に、この男に女のけじめを差し出すことを命じた。そうする事によって、どの組織も属さない癖に裏の社会で幅を利かすこの狂った一匹狼の去勢が出来ると考えたのだ。 男が泣きを入れてくればしめたものだった。目障りではあるものの、この男はそれなりに仕事も出来るし、男が所有しているシェアもあったからだ。 男は瞬時の内に浮気相手を叩き殺し、女も殺した。だが男はそれを組織に知らせるつもりも、金を返すつもりもなかった。 女は男の究極の愛によって殺されたのだ。浮気相手に逃がしてくれと言ったのは女の単なるゲームに過ぎない。それは男も女も十分に理解していた。 男の顔は神名道であり、ある時は俺自身でもあった、そして時々は俺の兄のようにも見えた。女の顔は紗奈であり香代でありリョウだった、、、。 「あなたが涙を流してくれたら私は本物の人間になれる。そう言ったの。でも啓次は泣かなかった。」 馬鹿な男だ、、。
顔の上を何かが這った。虫だろう。俺はそれを払いのける。眼前に生い茂った葡萄の葉っぱと夏空が広がっている。その空を黒い影が横切っていく。神名道の言ったチョウゲンボウだろう。 自分自身が気を失っていたのに気付くまで暫くかかった。俺の手に握られたハンカチは生乾きになっている。 夢か、、。俺は首をねじ曲げてドイツ製をみた。ドイツ製は上半身裸のままでいかにも人形然として輝く車椅子に座っている。 しかし神名道の方に視線を戻した時、そこに座ってこちらをにやにやと笑っている筈の彼の姿がかき消えていた。 暫く訳がわからなかった。そしてやっと俺は気付いたのだ。俺は四谷養豚場に向かって脱兎の如く駆け出していった。 行って何をどうすればいいのか、まったく見当がつかなかったが、せめて神名道の不意打ちの襲撃だけは防いでやれる。しかしそれもこれも間に合っての話だが、、。 民家の戸は固く閉じてあった。全く人気は感じられない。俺は激しく戸を叩き怒鳴り続けた。 最後には建物の横手に回り込み、比較的低い位置に取り付けてあったガラス窓を叩き割って、家屋に侵入した。 家の中は外の眩しさが嘘のような闇が蟠っている。どの部屋にも誰もいない。 俺は家屋を諦めて養豚場に回った。豚共が激しく泣きわめきだしたが俺にとっては何処か遠くの出来事のようだった。家人の射殺死体、、見たくもないものを探し出す作業は辛いモノだ。 俺は小一時間後に、遊園地の柵が見える場所に立ちつくしていた。四谷養豚場の関係者の姿どころか、神名道の姿もない、、、。 一体どういう事なんだ、、。そして今度は急に残してきたドイツ製の事が気になり始めた。 死体など気にしても、、、いや、、何かの弾みで紗奈が蘇生したのだとしたら、、あのまま放置したのでは再び死んでしまう、、。 いや正直に言おう。その時思った事は、こういう事だ。 あのままではドイツ製は成仏出来ないと、、。 今度は先程来た道を俺は逆走し始めた。 半ば予想したように、ドイツ製も神名道同様、葡萄園から姿を消していた、、。だが今度は捜索の為の手がかりは明白だった、、。 車椅子の轍と神名道の足跡が葡萄園の土の上にはっきりと残っていたのだ。 舗装された道路に出た後も、暫くは車輪の後が微かに残っていた。 それに、それらが指し示す方向は迷うような場所ではない。それはこのアミューズメントパークの中心である丘に出る道だったからだ。 あれほど猛威を振るっていた日が沈みかけていた。夕日に照らされて全てが橙色に見えた。残照という言葉がよく似合う日暮れだ。 俺の視野が丘の頂上の丸みを捉え始めた時、そこに見慣れぬ影があった。 首のない神にひざまずいて祈る男と、車椅子に乗り男を見守っている女。跪いて祈る男には彼の神同様、首がなく車椅子に乗った女の身体は腐敗し尽くしていた。 そして男の周囲には神名道が買い込んだ雑多な刃物が血塗れになって転がっていた。全て刃こぼれを起こしている。 それに神名道の首の断面が酷くギザギザだった。首を切り落とすのに相当苦労した様子がありありと伺えた。最後に男の首を切り落としたのは枝きりばさみのようだった。それだけが刃を上に向けて男の膝の間に挟み込まれてあった。 ・・少し気になったのはドイツ製の手も真っ赤に染まっていた事だった。 これでドイツ製は成仏したのだろうか、、、。 俺は自らの血で真っ赤になった神名道の左手をちらりとみた。白い手袋の下に果たして何があるのか、、確かめるのが怖かった。意外に何の欠損もない手が現れるのかも知れない。 全ての出来事は神名道と名乗った男の「嘘」かも知れないし「真実」かも知れないのだ、、。 事件後、直ぐに俺は警察に連絡をとった。そして全ての経過を話した。あの葡萄園の中でドイツ製が喋った事も含めてだ。 その解釈は警察が合理的に行ってくれるだろう。たとえそれが拉致によって心身ともに疲労困憊した俺の幻聴、及び妄想であったとされてもかまわなかった。 正直に言って俺は自分の体験したことよりも警察の見解を信用する事に決めていたからだ。時には自分の真実より他人の解釈の方が楽な時があるものだ。 リョウは信州に行きたいと言った。俺はチョウゲンボウがいない所ならどこでもいいと答えた。 シュルレエル コンドームラバーマスクとキャットスーツ コンドーム付きラバーマスクやガスマスクを顔に装着し黒のキャットスーツの上からラバーのストッキング、グロブ、パンティを着け様々なディルドを使用してのスーパーフェチ&スーパーマニアック映像が満載…。 超嬢≪ニューハーフ≫ ハニー しなやかなブロンドをなびかせ、微笑むハニー。クォーターで元モデルの経歴を持つ素晴らしいスレンダーボディを武器に男達を魅了する。男優の大きいぺニスにも素直に喜びを現し、情熱的なフェラを繰り出すが、自らも男優のフェラに耐え切れずに透明の美しきミルクを放出してしまう。男の太いペニスでアナルを突かれ舶来仕込みの息遣いで喘ぐハニ
ドM★痴女シーメール 君島可憐 SとMが共存するカラダ。オンナよりオンナらしい美貌と、S快楽とM快楽を同時に享受できるカラダを併せもつ、美しきシーメール。チ●ポとケツマ●コで堪能する、究極の快楽セックス。女性より女性らしくありたいと願うメンタリティが生む「受け入れてアゲたい」という母性本能と、女性が先天的に供える「受け止めて欲しい」という、か弱き従属的受動性。
She Male Jam 12 早くも「夢野み~な」ちゃんの三作目となった本作。一作目から比べると、よりエロさが増してきたような気がします。まずは早朝寝込みを襲われ撮影スタート。み~なちゃん以外のシーメールとはヤリたくない!と言った男優とのカラミでは本当の恋人同士のような甘~いSEX。男優二人を相手に披露した最高の痴女っぷり…等々、女以上の女、夢野み~なの魅力満載です。 熟した女のふたなりな関係 2 生まれながらにして両性器を具有する保奈美と、夫との新鮮味の無い性生活に不満を募らす尚美。抑え難き情欲に身を焦がす二人の美熟女が禁断の肉交に溺れる、倒錯的レズ映像の秀作!性に飢えた尚美と、人並み外れた強い性欲を持つ保奈美が、女同士の秘め事に耽る!貪欲な年増女たちが、飽くことなく互いの肉体を求め合う『熟した女のふたなりな関係』シリーズの第2弾です!! ギャル女子校生にペニバンで犯されるオヤジたち volume.2 アゲハ女王様 「ギャル女子校生にペニバンで犯されるオヤジたち」シリーズ第2弾!妹LOVEな最低エロM兄貴をペニバン相姦でSM調教!変態ドM教師を逆呼び出し&ペニバンお仕置きレイプ!
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