「プププの」で久しぶりに紀行文的なプチエッセイを書きました。 信楽にあるMIHO・MUSEUMについてです。 ここの展示物は日本古美術と世界古美術品がメインで、chikaには豚に真珠とゆーか、ニューハーフに避妊具(ペッサリー)とゆーか、ペニクリに真珠とゆーか、まあ、そんなものなんですが、エジプト文明の頭が鷲で身体が人間の男性みたいな立像とかは大好きだったりします。 よーするに今でもchikaの頭の中の半分はお子ちゃまなんですね。 今は何故か大嫌いになった昆虫とかも、小さい頃は玩具感覚で好きでしたね。 殿様バッタのどでかい奴とか、黒光りするコオロギとか、中でも凄く見たかったのに何故か遭遇しなかった昆虫にアリ地獄ってゆーのがいました。 子供心にすると、アリ地獄のすり鉢状のトラップを作ってそこから落ちてくる蟻を食べるって方法自体が、すでに「かっこいい!」みたいな。 このアリ地獄、英語では"antlion"とゆーらしいです。
テマンの王エリファズは言った 「アリライオン(ミュルメコレオン)は肉を摂取できないために滅びる」〔ヨブ第4章11〕 自然窮理家は、アリライオンについて、前肢はライオンだが、後肢はアリだと言った。
父親のライオンは肉食だが、母親である蟻は豆類をかじる。 故に、彼らの間に生まれたアリライオンは二つの自然本性を有する。 この子は母親の自然本性によって肉を食することができず、また父親の自然本性によって豆類も食することができなかった。 かくて、食物をとることができぬアリライオンは短命に滅びるのである。 あるいは「上半身のライオンが食べた肉は、下半身の蟻の体では消化が出来ない為に、幾ら食べても痩せていく…」と言う解釈もある。 その自己矛盾から、キリスト教の学者達はアリライオンを「欲望に動かされて身を滅ぼす悪徳」のシンボル、又は二重人格者のたとえとしている。
アリライオン、、、かなり無理のある幻獣ですね。 第一、母ちゃんアリと父ちゃんライオンのセックスの形が想像付かない(笑)。 遺伝子操作でしか生まれ得ないとゆーか、人間の想像力の指向性からかけ離れてるとも言える。 でもその分、不思議な印象を残す幻獣でもあります。 「相反する欲望に身を滅ぼす悪徳のシンボル」、、、うーん考えさせられちゃいますね。 ローターをアナル参道奥深く挿入され、その上からきついラバーパンティを穿かされてもみくちゃになってる自分の姿が目に浮かびます。 ラバーパンティの付け根から垂れて見える白い電気コードを見てタンポンみたいって笑われたりもするんですが(笑)
隷嬢寫眞館さんのDVD「ボディーサックの魅力」のパッケージに、このDVDのモデルになられた女性が、以下のような文章を書かれたそうです。
自分の力ではどうにもならないという「絶体絶命」の状態に於かれる事の心地よさ。 逆らわなくてもいい、あれこれ思い悩む必要もない。 ただ、自分の運命を受け入れて、逆らうことを諦めて、楽しめばいい。 だけど、これはとても危険な感覚。 きっと、エスカレートする。 そして、止まらなくなる。 そういう、予感がある。 朦朧とする意識の中で、なんだか不自然な息苦しさを感じた時には手も足も「袋の中に入れられてるみたい」にまったく動かせない状況になっちゃってた。 真っ黒な寝袋…のような形の…皮? これは、なぁに?手足もスッポリと収まってしまってどうしようもなく、窮屈な状態。 それはまるで寝袋のような。ゴムの独特のキツい感触が身体にまとわりついて息苦しい。 呼吸が圧迫されて、キモチワルイ。 ぎゅうぎゅうってきしむ音が響く程に締め付ける。 微妙に伸びみては、でも 更に身体に食い込む感覚、それがボディーサック。 顔だけは、袋から出ているんだけれどそれがどうだっていうの。 口枷を着けられた状態ではやっぱりうめき声を漏らすのがせいぜいのところで、あとはかろうじて自分の惨めな状態が目の端に入るだけ。 床をゴロゴロと這い回る…というよりも実際は転がっているだけの、まさに私は芋虫のように「手も足もでない」悲しい生き物になりはてている。 だけど、この苦しみに満ちた絶望感こそが、私にとっての刺激的なファンタジー。 この窮屈感を一度感じてしまったら、あとはもう、深みにはまるだけ。そういう予感は、やっぱり当たってた。
なんだかアントライオンの姿にダブりません?黒いラバーのボディサックが蟻で、その中に包み込まれる白い女体がライオン。 あるいは女体が蟻で、ボディサックが蟻地獄みたいな。 この作品で使用されたボディサックは頑丈なラバー製で、首からつま先までをすっぽりカバーして、両足は無論のこと両腕も内部の収納袋で固定されるとのこと。 おまけに内側に大きなマウスピースの付いた目無しハードラバー全頭マスクまで装着されるらしくて・・・ジュルッ羨ましい。 ついつい、昔つき合っていた彼氏との間の泥沼ラバーセックスを思い出しちゃいます。 顎が怠くなる程の太いディルドーが内側につきだしたギチギチ目隠しラバーマスクを被って好きな人の前に跪いている気分って判ります? でも、その時、ボディサックまで手を出していたら、二人ともそれこそ蟻地獄に堕ちて破滅していたかも知れませんね。 アハハ、、これは極私的な実感です。 ボディサック自体に罪はありませんです(笑)。
PS 今日のエントリーで昆虫の話を書いていて、仮面ライダーのモチーフが何故、昆虫なのか。 その中でも何故バッタなのかとゆーことを考えてみました。 公式にはバッタは環境汚染に対する自然のシンボルだとか、訳の判るような判らないような説明があるようですが、chika的には作家石ノ森章太郎が、単に「異形」の者が大好きだったに過ぎなかったのではないかと思っています。 異形作りには狼男とかコウモリ男なんかが、てっとり早いわけだけれど、石ノ森章太郎としてはそんな手垢の付いたものは扱いたくなかっただろうし、残るのは、鳥類・魚類、、、でもこの二種は生活圏として人間と接点が少ない。 昆虫って、ほ乳類からかなり遠いところにある陸上の生物だったので、異形を作り出す上で石ノ森章太郎には、人間と掛け合わせるにはぴったりな生き物だったのではと思います。 ただ蜘蛛と人間の合体だと、これは間借りなりにもヒーローとしては成立しないので、親しみのあるバッタ、カブトムシ、トンボ辺りにターゲットがいったんでしょうね。 人間のキメラ相手にバッタを選んだのは、今日の平成仮面ライダーシリーズを見るまでもなく造形的に大正解だったような気がしますが。
女装SM 1
女の子になって、女王様に責められたい。冴えない兄とキャバクラで働く美人の妹「蘭」の兄妹は2人暮らし、兄はふと妹の下着に目を止める。仕事から帰ってきた蘭はそこで、自分の下着をつけた兄の姿を見てしまうのだった…。
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